少し前、某専門誌でインタビュー受けることになった。ものすごくニッチな超マニアック専門誌だから、というだけで、メールでやりとりしていた編集者A氏のことを時代遅れのスーツを着た、モッサモサの髪型の冴えないおっさんだろう、と私の脳が勝手に思った。 編集部へ着くと、親しみやすいオダギリジョーみたいな、28歳くらいで長身なのに顔が小さい、というかなりのレベルのイケメンが出てきた。出版系の会社でこんなモデルみたいな若い男が働いていることは滅多にない。女性編集者で他の“容姿が重要な仕事”に就けそうなくらいの美人はたくさんいるけど、男性で、ここまでのイケメンは見たことがない。 この専門誌は随分とすごいバイトを雇ってるなと思ったら、その親しみやすいオダギリジョーが「Aです」と名乗るので仰天した。 そしてその横から、日テレのアナウンサーみたいな実直真面目黒髪さわやか系イケメンが現れ、「私も同席させていただきま