連日のようにニュースになる痴漢事件。 ESSE読者257名にアンケート調査を実施したところ、うち157人が「痴漢に遭ったことがある」と回答しました。その詳細を聞いていくと、いわゆる「満員電車での痴漢」以外にも、本当にさまざまな被害に遭っていることがわかりました。 たった50セントが命取りに!本当にあった海外旅行事件簿 これまで痴漢に遭ったことはありますか? ・ある 157 ・ない 97 「ある」と答えた方、過去何度くらいありましたか? ・1~2回 80 ・3~10回 59 ・それ以上 11 ・覚えていない 7 ●電車内での被害 ・学生時代、電車で座っていて寝ていたら、スカートが動く感じがしたので目をあけると、隣に座っていたおじさんがスカートをつまんでズリあげようとしていた(Iさん・埼玉県) ・帰宅ラッシュの23時過ぎの混んでいる電車で、女性に「かけられていますよ」と声かけられました。はじめ
18日から始まった大学入試センター試験にあわせ、時間に遅れることができない受験生を痴漢から守ろうと呼びかけるイベントが、東京 渋谷で開かれました。 会社によりますと、受験シーズンになるとインターネット上で試験時間に遅れることができない受験生をねらって痴漢を呼びかける悪質な投稿が相次ぐということです。 参加者は、「痴漢は軽いことじゃない。犯罪です」とか、「痴漢をしているあなたたちをみんな見ています」などといったメッセージを紙に書いて掲げました。そして、周囲の人が痴漢を目撃したら傍観せずに助けたり通報したりすることが大切だとして、目立ちやすい黄色いものを身につけて電車などに乗り込んで、受験生を見守ろうと呼びかけました。 この会社では、「#withyellow」というハッシュタグを使って、こうした運動をSNSなどで広げることにしています。 参加した男性は、「自分は関係ないと思うのではなく、こうし
痴漢に遭う女性が後を絶たない一方で、メディアは冤罪被害ばかりを取り上げる。なぜなのか。龍谷大学犯罪学研究センターの牧野雅子氏は「日本の男性メディアが1990年代までは痴漢を『娯楽』として楽しんでおきながら、現在は『冤罪被害者』としての男性像を強調してこれまでの『加害』をなかったことにしている」という——。 メディアと男性が作った痴漢文化、痴漢ブーム かつて日本のメディアには「痴漢文化」「痴漢ブーム」があった。出版、新聞、テレビを問わず男性メディアに共通した現象だった。とりわけ1990年代は、痴漢体験記や痴漢マニュアル、痴漢常習者による手記が出版された他、雑誌には痴漢を扱った記事が数多く掲載された。痴漢専門誌が創刊されたほどだった。 男性誌には、痴漢しやすい場所の情報が掲載され、常習者の手口や痴漢だと通報された場合の対策など、痴漢のススメとしか言いようがない記事が掲載されていた。その時代のこ
2019.12.11 17:35 痴漢冤罪を「ネタ」にしてしまう漫才と『スカッとジャパン』 痴漢が趣味で娯楽だった時代はまだ続いているのか? 痴漢という性暴力は、かつて「犯罪」と認識されておらず、趣味のひとつ程度のものだった……何十年も前の雑誌や新聞記事を読み解き、痴漢を娯楽にしていた日本社会の実像に迫った牧野雅子さんの『痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学』(エトセトラブックス)は、衝撃的な一冊だ。 今ようやく、「痴漢は犯罪です」という駅のポスターもあるように、痴漢が趣味でも娯楽でもなく性暴力であるとの認識が広められつつあるが、大衆への強い影響力を持つテレビでは未だに痴漢を“笑いのネタ”として扱い、物議を醸している。 ひとつめは12月8日放送の『THE MANZAI 2019 マスターズ』(フジテレビ系)。お笑いコンビ・NONSTYLEが「電車内でのトラブル」をテーマにした漫才を披露
一徹さん×清田隆之さん対談 最終回 「勃起するフェミニスト」と呼ばれた20代。ゲスな欲望と向き合って見えたもの 女性向けAV作品に数多く出演し、「エロメン」として人気を博すAV男優の一徹さん。 新著の『セックスのほんとう』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)では、等身大の失敗エピソードを開示しつつ、「男らしさ」「女らしさ」から自由になってセックスを楽しむことを提案しています。 一方、ウートピではおなじみの桃山商事の清田隆之さんの新著『よかれと思ってやったのに 男たちの「失敗学」入門』(晶文社)。こちらも私たちのジェンダー観をアップデートするための補助線となってくれる一冊です。 セックスについて、ジェンダーについて、失敗について。お互いの本を読んだ感想も含めて、じっくり語り合ってもらいました。 あだ名は「勃起するフェミニスト」 ——一徹さんは40歳、清田さんは39歳ですが、20代~アラサーの
・ゲスト:斉藤章佳さん(精神保健福祉士)、武田砂鉄さん(ライター) ・「メンズプロジェクト」と題して『痴漢』をテーマに男性ゲストがトークするというなかなか珍しいイベント。主催者の挨拶では「いつも男性の集客が課題」という話があったけど、当日は参加者の4割が男性だった。すごい。 ・With You さいたまでは年に2回、男性向けの講座を行なっているそう。また月に1回、「男性臨床心理士による男性のための電話相談」を実施。●講演「なぜ男は痴漢になるのか」斉藤章佳さん クリニックで性犯罪防止プログラムを立ち上げたのは、ちょうど奈良小1女児殺害事件があった時。これまで2000名以上の性犯罪者と会っていて、そのうち痴漢は800人以上。「先生、なんで痴漢の気持ちがわかるんですか?」と言われるが、それはたぶん日本で一番痴漢の人に会っているから。 日本で多いと言われている性犯罪は痴漢、盗撮。 クリニックに来る
文具メーカーのシヤチハタ(名古屋市)は26日、「迷惑行為防止スタンプ」をテスト販売すると発表した。痴漢やつきまといなど迷惑行為の抑止力として役立つと想定。使用したインクは、見かけは無色透明だが、付属の特殊ライトを当てると手を広げたマークの印影が浮かび上がる仕組みだ。迷惑行為をした人物の手や持ち物に押せば、特定につながる可能性がある。 痴漢の撃退方法を巡る議論がインターネット上で盛り上がったのを受け、同社は5月にツイッターで「早期に対応できるようにします。ジョークではなく本気です」と宣言、開発を進めてきた。
社会の不都合や不条理が生み出した"ラベル"”被害”生きづらさに対して声を上げるプラットフォームキュカでは、このたび痴漢レーダー(ChikanRadar https://chikanradar.qccca.com)をリリースしました。 日本の”chikan" 今年5月、Twitterで、痴漢されたら「安全ピンで刺す」は正当防衛か傷害罪か?大論争となり、文具大手のシヤチハタが「痴漢撃退用スタンプ」の開発を表明しました。 いつまで、日本はこの社会問題を自衛に任せるのでしょうか? 海外メディアでは、「chikan」という単語まで使われている不名誉さです。 痴漢事犯は、3,500件程度で推移(微減)しており、盗撮は3,000件強発生のうち駅構内が30%超えと多くを占めている。 しかしながら、キュカで行ったの痴漢被害のアンケートでは、被害を受けた方の内、10%程しか通報されていない。 通報しない理由と
アルテイシア『ヘルジャパンを女が自由に楽しく生き延びる方法』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 医大の不正入試から、痴漢や「生理の貧困」問題、女性政治家の少なさ等々、女たちが性差別に声を上げる一方で、「男らしさの呪い」から抜けられない男たちのしんどさも。「女は翼を折られ、男はケツを蹴られる」と喝破する著者が、男も女も繊細でいいし傷ついていい、よりよい未来のために声を上げていこう! と元気づける爆笑フェミエッセイ。 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット アルテイシア『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 男尊女卑がはびこる日本で女はとにかく生きづらい。入試や就活で差別され、セクハラパワハラ当たり
自由民主党の杉田水脈衆議院議員が「新潮45」(新潮社)2018年8月号に寄稿した「「LGBT」支援の度が過ぎる」という文章が大炎上して約2カ月。新聞、雑誌、ネットニュースといった媒体のみならず、地上波テレビのニュースやワイドショーでも大きく取り上げられる事態となったが、そのことに対して当の杉田水脈議員は公に説明や反論をすることもなく沈黙を守っている。 そんななか、問題の文章を掲載した「新潮45」が、9月18日発売の2018年10月号で「そんなにおかしいか「杉田水脈」論文」なる特集を組んだ。この題が示す通り、「新潮45」は7人の書き手による杉田水脈議員擁護の文章を30ページ以上にわたって掲載し、杉田水脈議員に対する世間からの反発に異論を唱えているのだが、この内容がまた杉田水脈議員の文章と同じく(もしくはそれ以上に)、事実誤認、話のすり替え、問題点の矮小化を多数含むもので、ネット上では新潮社に
腐女子界隈ではおっさんずラブが人気らしい あとは名探偵コナンの青年キャラ二人 昔から腐女子の存在は女による男性性の性的消費の例に挙げられていたが 実際のところ腐女子が好むは性ではなく性的関係一歩手前の 関係性から紡がれるストーリーを楽しんでいる向きがあり 男性向のようなあからさまなエロもあるが主流にはならないようだ 台風で女子高生のブラが透けて見えたというのが 牧歌的な思春期の男の普通の興味だという話があった 女子高生側の見られて嫌だという感情はそこに存在していない事になっている 存在していたとしてもスパイスになっている これの逆は何故起こらないのか ならば男性ストリップはどうだ ストリッパーは自らの磨き抜いた肢体を売り物にする 観客は喜んでパンツに札を挟む しかしこれは性的消費であってもストリッパー側に被害はない 仕方ない、痴女になろう そして男子中学生高校生の股間を揉みしだきまくろう
28日放送の『ろんぶ〜ん』(NHK)という番組で「痴漢」について取り上げられた。この番組は、『研究者が人生をかけて生み出した「論文」を“ロンブー”田村淳とともに楽しむ知的エンターテインメントショーである』とのことで、28日放送回の題名も「ロンブー淳と論文を楽しむ!「痴漢」のおもしろすぎる論文」というものになっていた。 被害が軽視されがちな「痴漢」という性暴力がメディアで取り上げられること自体は歓迎できるものかもしれない。しかし、取り上げ方次第では、むしろいっそう痴漢被害を軽視する傾向を強化するものになりかねない。例えば以前、ニコニコワークショップが「どうすればいいんだってばよ!?男性のための痴漢対策ワークショップ」というタイトルの放送をしたが、痴漢被害をネタとして扱い、痴漢冤罪ばかりを強調する問題のあるものになっていた(女性の痴漢被害を笑い、男性の被害者意識だけを叫ぶ「男性のための痴漢対策
2017.10.06 17:30 軽視される痴漢被害、『痴漢冤罪を恐れる動画』に見る“男性は被害者だ”の構図 2017年の春に頻発した“痴漢を疑われて線路に飛び降り逃走”事案。痴漢をしたかどうかはっきりしない状態であるにもかかわらず“逃げたのは冤罪被害者にならないため”と、無実のものが自分を守るために逃げたのだという意見が多く飛び交い、それに伴って“痴漢冤罪怖い”の空気が蔓延した。 最近では飛び降り逃走自体が少なくなってきたことからか、こうした声も少なくなってきているが、10月3日、『Yahoo!映像トピックス』に『痴漢えん罪「怖い」サラリーマンの本音』なる動画がアップされた。 動画の紹介文には、次のようにある。 『痴漢行為を疑われた男性がホームに飛び降り逃走するケースが多発、不運にも死亡するケースも出るなど、昨今あらためて注目を集めている「痴漢」と「痴漢えん罪」。毎日満員電車で通勤してい
痴漢と痴漢冤罪というキーワードが大変話題なので、数年前に痴漢を捕まえて警察署まで行った話を書こうと思います。 その日私は昼前くらいに予定があったので、9時前に家を出て9時半くらいの電車に乗りました。ボックスシートの窓側に座り、始発駅から終着駅まで乗るのでいつもそうしていたように速攻で眠りの体勢に入りました。(私にしては)朝早かったので完全に熟睡して、数十分走ったのかな?起きたらいつの間にか隣には男性が座っていて…ってそれはまぁ別に特別なことじゃなくて、平日のそのあたりの時間の電車だから立ってる人もぎゅうぎゅうにいて、まぁその隣の人がもぞもぞしてるわけです。 薄目で様子をうかがうと、自分にジャンパーをかけてその端を私にもかかるようにして、要するに接触面を隠した状態で、その下で私の腕の下に頑張って手を入れようとしているわけです。 この話を人に話すと、「座ってる時にも痴漢って遭うんだ!」とか「す
この春に頻発していた“痴漢を疑われて線路に飛び降り逃走”事案。痴漢冤罪と絡めて報じることへの不可解を記事にしたが、このうちのひとりが、東京都の迷惑防止条例違反で逮捕起訴されていた。今回はそれをリポートしたい。法廷では、冤罪ではなく実際に痴漢行為に及んでいたこと、過去にも同様の行為に及んでいたことが明らかになった。 * * * 4月25日に痴漢であるとして女性と口論になり、板橋駅で線路に飛び降り逃走した福島覚被告(41)は、男に取り押さえられそうになった際、コートを脱ぎ捨てているが、その中に預金通帳などが残されていた。(http://digital.asahi.com/articles/ASK4T35CZK4TUTIL00B.html) 6月8日10時から東京地裁512号法廷(林直弘裁判官)にて開かれた初公判。罪名は「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反」、いわゆる
ここ数日、痴漢を疑われて線路に逃げた男性が、電車に轢かれて亡くなった事件が話題になっているそうですね。 ネット上でその話題を見た時に、ふと 「あっ、僕自身も痴漢に遭ったことがあるぞ!」 というのを思い出したので、その時のことを書いてみようと思いました。 なんでこんなことを書こうと思ったのかというと、女性の方は自分が痴漢に遭った恐怖体験なんてわざわざ公の目に晒される場所には書かないし書けないと思ったからです。 なので、男の僕が「代わりに」と言うのがおこがましいのは重々承知の上で、少しでも痴漢という卑劣な行為の、被害者側の恐怖というものを知っていただきたいと思った次第でございます。 それでは早速始めて行きましょう。 ※このお話は冤罪云々などは抜きにした話なので、あらかじめご了承ください +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ それは僕が20歳の時の出来事
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