知ってはいたが90年代以降の大学院重点化政策によって博士が量産され、教員のポストが足りず半数近くが失業しているという話。いろいろと考えさせられたのだが、ここ半年くらい悩んでいた自分が博士を目指すべきか問題については仕事上のキャリアを捨ててまで入院する必要もないかなと。 あと自分があちこちの大学で非常勤講師とかしていることについて、箔がつく気がしたり、他人に教えることも勉強になるよねと引き受けていたのだが、ノラ博士が溢れているご時世に定職を持った人間が非常勤でコマを持つというのは、ひいては若者を抱えなくなった大学経営に荷担していることに気づかされたり。産学連携の議論について、もうちょっと先方の事情も考えながら、どこかにしわ寄せがいかないスキームを考えた方がいいのかも。 著者の指摘するように博士がみんな教員を目指すのではなく、社会人として余裕ができてから博士を取る人々が増えたり、彼らが学術的知
関西学院大学の本当に目と鼻の先に通称「ノート屋」というのがある。要するに講義の内容をまとめた講義ノートをテスト前に販売しているわけだ。講義ノートは1冊500円で、コピー防止の紙でできている。 最近、ついにその講義ノート屋がつぶれてしまったらしい。理由は需要と供給のバランスが崩れてしまったからとか、ノートの質が悪くなって売り上げ不振になったとか、割に合わないので商売をたたんだとか、いろいろ言われている。 タレコミによって事情に詳しい情報筋から全盛期の頃の写真を手に入れたので、以下に歴史的資料として置いておきます。 講義ノートはカリキュラムの発表後しばらく経過すると行われていた 講義ノートを購入するために殺到する学生の様子 これが講義ノートの購入用紙、講義ノートは1冊500円 講義ノートの中身はこのようになっており、コピー防止の紙でできている。インクの色、上下の色が変わっている部分がコピー防止
この前も書いたように、僕の周りには「ネットウヨやってます」という人が(多分)いないので、彼らがどういう人たちなのか、どうにも顔が見えないものがあります。 「ネットウヨ」というくらいですから、常時ネットを見れる環境にある人たちであるのは確かでしょうが、しかしこれって、一般に思われているよりも少ない。各種調査だと、20代以下、特に大学生ではほとんどがネットしているという回答が出るでしょうが、これはたぶん、「学校のメディアセンターで見る」ということであり、家にネットを引いているかというと、その率はガクンと下がると思います。 とくに人文系。僕自身人文系なのでよく分かりますが、「メルアドを教えて」というと、そうですねえ8〜9割は携帯メールです。で、「あれ、パソコンのメールはないの?」と聞くと、「いや、使ってません」とか「家には引いていません」と答える。うちの大学では、1年生に強制的にパソコンを買わせ
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メルの本棚 - 大学院を出たけれど id:merubook:20060312:p1 pêle-mêle - 身につまされる id:yskszk:20060313:p2 大学を卒業して大学院を受験してそのまままっすぐ修士課程に入った。そして、修士論文を提出せずに、退学届を提出した。ほとんど夜逃げのように、大学を黙ってやめて去っていた人間のことを、誰も追いかけてこなかった。 その後に、派遣社員として働き始めて、現在に至る。しかしこれまでに正社員として就職したことはない。 何もかもが中途半端なままに生きてきて、今までどうにか生き延びてきた。回り道の連続を歩いてきたけれど、最近になって、そういう経験も、決して無駄ではなかったのだ、とようやく思えるようになった。それでも、書かなかった、というよりも、書けなかった、未完の修士論文のことを、時々ふと思い出す。思い出しては後悔する。だけど、あのまま大学院に
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