元・名物書店員の訃報にメディア、業界人、市井の人たちが反応古田さんが亡くなってしまった。 名古屋の本好き、カルチャーファンにとっては悲しすぎる訃報が届きました。ちくさ正文館書店(通称「ちくさ正文館」)・元店長の古田一晴(かずはる)さんが、10月10日、脳腫瘍のため72歳で逝去されたのです。古田さんが長く店長を務めたちくさ正文館が惜しまれつつ閉店したのが2023年7月末。それから1年余りで、店の象徴だった古田さんもまた帰らぬ人となってしまいました。 一書店員が亡くなった、という普通ならごく内輪だけで伝えられるはずのこの知らせは、翌日の中日新聞朝刊に早々に掲載され、多くのネットニュースでも報じられました。これを受けて、SNSでもその死を悼む声が数多く寄せられました。そして、筆者の過去の古田さん関連の記事も、あらためてたくさんの人に読まれています。 □「『ちくさ正文館書店』が60余年の歴史に幕。