拝啓 ゲンイチさん 挨拶は抜きにしよう。だいたい2024年になってまでも、貴兄と『セレクテッド・アンビエント・ワークス・ヴォリューム2』(以下、『SAW Vol.2』)についてこうして手紙をしたためことになるとはね。我ながら30年前からまったく進歩がないとあきれるばかりだよ。もっとも『SAW Vol.2』が30年という年月に耐えた、いや、それどころか、むしろじょじょに光沢を増していったことに話は尽きるのかもしれないけれどね。まあ、とにかくだ、我ら老兵の役目としては、この作品がその当時、どのような背景から生まれ、そしてどのような意味があり、それがもたらした文化的恩恵について後世のためにも語ってみようじゃないか。 まず、ぼくとしては以下に『SAW Vol.2』についてのポイントとなる事項を挙げてみた。どうぞ確認してくれたまえ(そしてもし見落としがあれば追加を頼む)。 ■AFXのカタログのなかで
ライブ配信サービス「Mixlrと 「Mixcloud Live」 を利用して放送しています。「Mixlr」は、Mixlr専用ページ、スマホアプリ(iOS / Android)からも聴取可能です。 創立55周年を迎えた音楽レーベル「ECMレコード」の日本初のエキシビション「Ambience of ECM」が、九段ハウスにて12月に期間限定開催。 1969年にマンフレート・アイヒャーがドイツ・ミュンヘンで創設したヨーロッパを代表する音楽レーベル、ECM(「Edition of Contemporary Music」の略)。”The Most Beautiful Sound Next To Silence (沈黙の次に美しい音) “をコンセプトに掲げ、他のレーベルとは一線を画す、その透明感のあるサウンドと澄んだ音質、洗練された美しいジャケット・デザインなどが世界の多くのファンを魅了してきた。 今
「静寂の次に美しい音」のコンセプトで知られるミュンヘンのレーベル〈ECM〉。創立55周年(と「ECM New Series」40周年)を記念し、日本初のエキシビションが催されることとなった。題して「Ambience of ECM」。岡田拓郎、岸田繁、原雅明、三浦透子、SHeLTeR ECM FIELDの5組が選曲を務め、九段ハウスにて環境に合わせたオーディオ・システムのもと、それぞれ異なるリスニング体験を提供する。12月13日~21日の期間限定開催です。詳しくは下記より。 創立55周年を迎えた音楽レーベル「ECMレコード」の日本初のエキシビション「Ambience of ECM」が、九段ハウスにて12月に期間限定開催 1969年にマンフレート・アイヒャーがドイツ・ミュンヘンで創設したヨーロッパを代表する音楽レーベル、ECM(「Edition of Contemporary Music」の略
いま我々はとんでもなく奇妙な……なんともおかしな時期を潜っているものだね。この疫病のおかげで自宅に閉じ込められているわけだし……。エレクトロニクス関連の性能が上がり、放送の方法も変化し、ディジタルといった新しいことも存在していて……うん、これは非常にパワフルな転換点だろうね、いまのこの世界を「第四世界」と呼ぶタイミングとして。 作曲家/トランペット奏者ジョン・ハッセルの2年ぶりのニュー・アルバム『Seeing Through Sound』が登場した。前作『Listening To Pictures』は“Pentimento Vol.1”なるサブ・タイトルが付いていたが、今作は“Pentimento Vol.2”、つまり続編である。また、前作同様、自身で設立したレーベル〈Ndeya〉からのリリースだ。 1937年3月生まれ(米テネシー州メンフィス)だから、現在83才。ミュージシャンとしてのキ
●DOMMUNE:www.dommune.com ●Program info:https://www.dommune.com/streamings/2023/102101/ ■2023/10/21 SAT 16:00-19:30 「AMBIENT KYOTO 2023」SPECIAL!! 〜 アンビエント・ジャパン・クロニクル 出演:ZAK(IAF)、大野由美子(Buffalo Daughter)、朝吹真理子、野田努(ele-king)、三田格、 中村周市(Traffic)、宇川直宏(DOMMUNE) ■京都がアンビエントに包まれる秋!アンビエントをテーマにした視聴覚芸術の展覧会《AMBIENT KYOTO 2023》が遂に開幕! AMBIENT KYOTOは、昨年2022年、第一回目として、アンビエントの創始者ブライアン・イーノの展覧会を開催し大成功を収めました。第二回目となる『AM
エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)の5年ぶりとなる最新作『Blackbox Life Recorder 21f / In a Room7 F760』が7月28日に世界同時リリースされる。エレクトロニック・ミュージック史上最大の鬼才はどこへ向かおうとしているのか? 音楽ライターの小野島大にこれまでの歩みと最新モードを解説してもらった。 エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスと言えば、90年代以降のエレクトロニック・ミュージックの潮流を決定づけ、テクノというジャンルの確立に多大な貢献を果たした音楽家である。 去る6月21日、5年ぶりの新曲「Blackbox Life Recorder 21f」を発表。同時に同曲を含む4曲入りEP『Blackbox Life Recorder 21f / in a room7 F760』を7月28日に全世界同時発売するという一報が流れた
Industry Observerより。 Macで作りました。 BY ネイサン・ジョリー この音は、音楽と言われたもピンとこないほど、すぐにWindows 95の起動音であると分かる音楽の一つです。テクノロジーと自然が融合した天国のチャイムで、6秒以内で収まります。 Windows 95の起動音です。どんな音か思い出せない人は、ここで復習しておきましょう。6秒後に裏で会いましょう。 Windows95の起動音を確認してください。 いいですよね? 作曲として聞いてみると、かなり複雑な音に聞こえます。エーテル的な。完璧に作り込まれています。驚くべきことに、この曲を作ったのは環境音楽の帝王ブライアン・イーノで、彼はMicrosoftの幹部からこの曲を作るように指名されたのです。 音に込めなければならない形容詞が次々と提示されたのです。それが、3.25秒という短い時間であることを考えると、かなり大
ホワイトノイズの「ザーッ」という音には心を落ち着かせたり、集中力を高めたりする効果があるといわれており、就寝時にホワイトノイズを流して眠る人もいます。そんな中、「Googleアシスタントが流すホワイトノイズの音」がいきなり変更されてしまったとして、多くのユーザーが苦情を寄せていることが報じられています。 Google Home, Nest Hub white noise ambient sound changes - 9to5Google https://9to5google.com/2022/01/15/google-home-white-noise/ Google changed the Assistant’s white noise sound, and many aren’t happy about it - The Verge https://www.theverge.com/2
このサイト本当にすごい...!! バーの雰囲気を音声で再現できるんだけど、 ・バーテンダーの作業音 ・人の会話 ・混雑度合い ・雨音 ・ドリンクの音 などなど、音量を自分好みに調整したり、I Miss My Barがキュレート… https://t.co/5WeKrGB1Pg
昨今、かつてここ日本で制作されたアンビエントミュージックやニューエイジミュージックと呼ばれる作品が、国内外の音楽ファンから熱い注目を集めているということを見聞きしたことのある方は少なくないだろう。 1980年から90年にかけて制作されたそうした楽曲をコンパイルした「KANKYO ONGAKU: JAPANESE AMBIENT ENVIRONMENTAL & NEW AGE MUSIC 1980-90」(Light in the Attic)が、第62回(2019年度)グラミー賞における最優秀ヒストリカルアルバム部門にノミネートされるといった象徴的な出来事もあったし、そこに収録されていた、吉村弘、芦川聡、矢吹紫帆、尾島由郎、日向敏文、小久保隆といったアーティストたちのオリジナル作が中古レコード市場において軒並み高騰し、関連作を含め海外レーベルから次々と再発されるという事態も並走してきた。
ニューエイジ思想とニューエイジ・ミュージックの不遇 おおよそ70年代半ばに始まり、80年代に隆盛を誇り、90年代に徹底的に商業化された〈ニューエイジ〉なる音楽ジャンル/スタイル。それが音楽の世界で肯定的に捉えられるようになったのは、2010年代に入ってからだと思う。もちろん、〈そんなことはない!〉という意見もあるだろうし、2000年代からすでに再評価が始まっていたこともまたたしかだ。しかし、少なくとも2010年代まではリヴァイヴァルのような大きな波になることはなく、ごく一部の好事家の間で聴かれているものにすぎなかっただろう。レコードやCDの市場価値は無いに等しく、それ以上に、シリアスに聴かれるべき音楽とは考えられていなかったのだ。 そもそもニューエイジ・ミュージックは、〈癒し〉や〈リラクゼーション〉といった効能と実用性を持つ機能的な音楽であり、瞑想やヨガ、自己啓発のBGMとして作られている
50. Deathprod / Morals and Dogma 49. Bing & Ruth / Tomorrow Was the Golden Age 48. Ernest Hood / Neighborhoods 47. Jon Hassell / Vernal Equinox 46. Edgar Froese / Epsilon in Malaysian Pale 45. Huerco S. / For Those Of You Who Have Never (And Also Those Who Have) 44. Microstoria / snd 43. Eluvium / Talk Amongst the Trees 42. Ekkehard Ehlers / Plays 41. Brian EnoHarold Budd / The Pearl 40. Max Richt
Photo by:VinothChandar 私は結構なロングスリーパーでして、本来的には1日12時間は寝ないとダメなタイプなんですよ。 ただまぁ、サラリーマンとかしてると「平日に12時間寝る」なんて現実的じゃないので、普段は大体5〜6時間程度の睡眠なのですが、それだと3ヶ月に1回くらいは体調を崩しちゃうんですよね。そこはかとなくカラダ脆弱系男子なのです。それを防ぐ方法と言えばたった一つ、睡眠質を上げること。 そんな感じなので本日は、個人的にこれ癒されるし、爆睡できるだろって「雨音」を皆さんにご紹介します。 下にいけばいくほど雨音が強くなっていきますので、お好みの音量が探してください。相性が良ければ漏れなく爆睡できますよ。 相性良ければ漏れなく爆睡できる雨音 9選 【6時間】 ぐっすり眠れる やさしい雨の音 まずはかなり優しい雨音から。6時間分たっぷり用意されているので、枕元にセットしてレ
エイフェックス・ツイン=AFX 新曲「oberheim blacet1b」「midi pipe1c sds3time cube/klonedrm」が試聴可 エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)ことリチャード・D・ジェイムス(Richard D. James)が10年ぶりにAFX名義でリリースする新作『orphaned deejay selek 2006-2008』。本作に収められる「oberheim blacet1b」「midi pipe1c sds3time cube/klonedrm」が試聴可。 以下のURLのページで聴けます ※試聴は1分のみですが、曲の再生位置を知らせるバー(ブラウザーの下部に表示)をクリックしたところから1分なので、再生スタート位置をずらしていけば曲をほぼフル試聴できます。 https://bleep.com/release/61781-afx-orph
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