Pythonコミュニティーの年次カンファレンスPyconのある講演中にある聴講者が友人に“セクハラ”的な冗談を言ったことが思わぬ結果を招いた。この聴講者が会社を解雇されただけでなく、この冗談について抗議した女性開発者もまた会社を解雇された。 事の始まりは、3月17日の講演会場で、米SendGridの開発者であるアドリア・リチャーズ氏が、斜め後ろに座っている開発者らが交わした冗談がセクハラだと感じたことだった。不快に感じた同氏は、面と向かって注意するのではなく、彼らの写真付きで「レポのフォーキングやドングルについて下品なことを言うのはクールじゃない」というツイートを投稿した。リチャーズ氏は自身のブログで事の顛末を詳細に説明している。 この投稿を見たPyconの主催者がすぐにリチャーズ氏に対応し、参加者ガイドラインに反したとして発言者に注意した。この発言者はすぐに非を認め、謝罪したという。 と
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