農林水産省は、平成22年度に実施した農薬の適正使用・管理を確認するための標記調査について、結果を公表します。 使用状況調査においては、調査した農家のほとんどで不適正な農薬の使用は見られませんでした。また、残留状況調査においては、分析した農産物のうち、2検体を除いて、食品衛生法による残留基準値を超えるものがないことが確認されました。 今回残留基準値を超えて農薬を含有していた農産物は、通常摂食する量を摂取しても健康に影響を及ぼすおそれはありません。 調査目的と結果 農薬の適正使用の推進、農産物の安全性の向上に関する施策の企画立案のための基礎資料を得ることを目的として、農産物を生産している農家における農薬の使用状況及び産地段階における農産物への農薬の残留状況の調査を実施しました。 (1)農薬の使用状況 4,745戸の農家について、記入又は聞き取りにより農薬の使用状況の調査を行いました。その結果、