データウェアの提唱はアメリカの計算機科学者ビル・インモン(英語版)(William H. Inmon)で、1990年の著作によれば、「データウェアハウスは、意思決定(Decision)のため、主題別(Subject-oriented)に編成され、統合(Integrate)され、時系列で、削除(Delete)や更新(Update)しないデータの集合体」とされる。 複数の基幹系システム(製造管理システム、販売管理システム、会計システムなど)から、マスタやトランザクション(取引)を抽出して、再構成・再蓄積したシステムを指すことが多い。 データウェアハウスの登場は、1990年代にハードディスクが安くなったことと、PCやサーバで使用可能な安価なCPUを並列で使用する技術ができてきたことによる。この時代にはまだ基幹系システムのCPUやハードディスクは高止まりしており、データウェアには専用のハードウェア