3Dプリンターで出力した造形物には表面に積層痕という痕が残ります。これは光造形3Dプリンターでは積層ピッチをかなり小さく設定できるので触っても痕が分からない程度に抑えることが可能ですが、Bambu LabなどのFFF/FDM方式の熱造形3Dプリンターだと最小積層ピッチが0.08mmなのでピッチ間の形状変化が激しいと爪が引っかかるほどの大きな積層痕となってしまいます。 画像のようにノズルから吐出されたフィラメントはライン幅(≒ノズル径)×積層ピッチの楕円の紐形状で造形物を形作っていきます。そのため、楕円間のY字の溝やピッチ間の形状変化によるピクセル段差がFFF/FDM方式の熱造形3Dプリンター特有の積層痕となってしまいます 本記事ではBambu LabなどのFFF/FDM方式の熱造形3Dプリンターの積層痕を無くすための方法を紹介しています。 盛る方向での対策案を紹介しています(削ったり溶かし