ケースをパタンと閉じると、紙に書いた手書きのメモや資料が、画像データとして保存される――。こんな機能を備えているのが、カシオ計算機の業務用タブレット端末「Paper Writer V-N500」シリーズ(以下、Paper Writer)だ。 タブレットを導入する企業は、つい、紙のデータをあれもこれも電子化しようと考えがちだが、スキャナの接続が面倒だったり、貯め込みすぎて後回しにしてしまったりと、なかなか続かないケースもある。Paper Writerはそこに着目し、端末のインカメラで紙の資料を撮影するという手法で、手軽に紙の情報をデジタルデータとして取り込めるようにした。そしてこのデータ取り込み機能が、タブレット端末の導入を検討する企業の注目を集めているという。 このタブレット端末がどんな用途で注目され、どのような形で業務の効率化に貢献するのか。ITイベント「スマートフォン&タブレット201
