脆弱性は認証システムの迂回、任意のSQL挿入、任意のコード挿入と実行、Railsアプリケーションに対するサービス妨害(DoS)攻撃などに利用される恐れがある。 オープンソースのWebアプリケーション開発フレームワーク「Ruby on Rails」のセキュリティアップデートが公開され、極めて深刻な脆弱性が修正された。全ユーザーに対し、直ちにアップデートまたは回避策を適用するよう呼びかけている。 Ruby on Railsや米セキュリティ機関US-CERTが1月8日に公開したセキュリティ情報によると、Ruby on Railsのパラメータ解析コードに複数の脆弱性が存在する。認証システムの迂回、任意のSQL挿入、任意のコード挿入と実行、Railsアプリケーションに対するサービス妨害(DoS)攻撃などに利用される恐れがある。 この脆弱性はRuby on Railsの全バージョンが影響を受け、危険度