何清漣 2015年3月30日 全文日本語概訳/Minya_J Takeuchi Jun http://twishort.com/yuVhc 中国が提唱するアジアインフラ投資銀行(AIIB)のメンバー資格申請が3月末で終わります。中国の国家発展開発委などは3月28日に「一帯一路」(*海と陸のシルクロード沿い国家開発援助)の「ビジョンと行動」として、「5通(*政策、施設、贸易、資金、民心のコミュニケーション)と「一帯一路」上の数十各国の「利益・運命・責任の共同体」を推進するものだと宣しました。しかし、”一帯一路”にあるキー国家のひとつであるスリランカは、今月初めに中国との「港湾プロジェクト」停止し、この計画には多くの予想外の問題点がある、と表明しました。 中国は多くの国の賛同を得るために、「拒否権」を放棄しましたが、これはこの銀行計画が中国が当初、考えていた過剰生産能力を輸出するプラットフォー
中国が設立を提唱するAIIB=アジアインフラ投資銀行について、創設メンバーに加わるために参加を申請できる期限とされる31日までに、合わせて49の国と地域が参加の意向を表明し、申請しました。 その期限を迎え、合わせて49の国と地域が参加の意向を表明し、申請しました。 このうち先月だけで半数近い22の国と地域が参加を申請していて、▽イギリスをはじめヨーロッパの先進各国や▽新興国のロシアとブラジル、▽アジア太平洋地域でアメリカの同盟国の韓国とオーストラリア、▽期限とされる31日もキルギス、スウェーデン、ノルウェー、アイスランドそれに台湾が申請しました。 一方、日本とアメリカは、銀行の運営に不透明な点が残るなどとして参加の申請をしていません。 申請をした国と地域は、すでに参加している国々の同意を得たうえで参加が承認され、創設メンバーが正式に決まるのは今月中旬ごろになるとみられます。 中国政府は今後
アジアインフラ投資銀行(アジアインフラとうしぎんこう、英: Asian Infrastructure Investment Bank, AIIB、中: 亚洲基础设施投资银行, 亞洲基礎設施投資銀行)は、アジアの経済的および社会的成果をまとめて改善することを目的とした国際開発金融機関である。 中華人民共和国が2013年に提唱し、主導する形で発足した[1]。「合計の出資比率が50%以上となる10以上の国が国内手続きを終える」としていた設立協定が発効条件を満たし、2015年12月25日に発足し[2][3]、2016年1月16日に開業式典を行った[1][4]。 57か国を創設メンバーとして発足し[1][5]、2017年3月23日に加盟国は70か国・地域となって、アジア開発銀行の67か国・地域を超えた[6][7]。2023年6月時点で92か国・地域が加盟しており、他に14か国・地域が加盟候補となって
中国が提唱するアジアインフラ投資銀行(AIIB)へ参加する動きが28日、有力新興国に広がった。ブラジルとロシアが相次ぎ参加を表明、オーストラリアも続く見通しとなった。アジアの成長力の魅力や米国優位の国際金融秩序への反感も追い風に、中国の構想に加わる国々が増えている。 ブラジル大統領府は27日夜(日本時間28日午前)、「中国からの招待に応じ、AIIBの創設メンバーとなる」との短いニュース速報を流した。 ロシアのシュワロフ第1副首相は28日に中国海南省博鰲(ボアオ)で開幕式があった「ボアオ・アジアフォーラム」で、「プーチン大統領がAIIBへの参加を決めたことをお知らせしたい」と発言。中国政府は、オランダとグルジアも参加すると発表した。豪州のコールマン金融相も「明日にも参加を正式に表明するだろう」と述べた。 ブラジルやロシアは中国ととも… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読
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