ワシントン(CNN) オバマ米大統領は14日、アフリカ中部ウガンダ内外で活動するキリスト教系の反政府武装勢力「神の抵抗軍」(LRA)の指導者や幹部捕そくを支援するため約100人の米軍戦闘部隊を派遣すると米議会指導者に書簡で通告した。 LRAのジョゼフ・コニー指導者らの拘束を目指す地域諸国の作戦を支援するもので、自衛の必要な場合を除き、交戦しないと述べた。特殊部隊から成る兵士派遣について、大統領は米国の国益確保や外交推進にも寄与するとも語った。 米国は2008年から地域諸国によるLRA掃討作戦を支援。今回の部隊派遣は、米国が09年に法制化したLRA非武装・北ウガンダ再建法案に基づく。 オバマ氏によると、LRAはウガンダで数万人規模の男性、女性や子どもの殺害、レイプや拉致に関与しているほか、中央アフリカ、コンゴ民主共和国(旧ザイール)や南アフリカでも残虐行為を繰り返している。拉致した子どもを兵