エスノグラフィをシステム・デザインと結びつける研究を長されておられるDave Randall先生が来日されるにあたって、講演会を企画させていただく運びとなりました。Randall氏は、エスノメソドロジー研究者としてワークプレイスから個人の自宅まで、種々のエスノグラフィ―に基づいた研究に携わられ、HCIやCSCWで活躍されてこられました。 今回は、オントロジーの構築作業のエスノグラフィ―に基づいた最近のご研究についてお話になられます。ナレッジワーカーの非定型で複雑な作業支援をいかに実現するべきかという点は、近年ますます注目されています。皆様にとって有意義な機会となれば幸いです。 (コーディネータ:慶應義塾大学池谷のぞみ 筑波大学葛岡英明) This paper reports on an study of collaborative, distributed ontology buildin