サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」(FIFAランク4位)は、27日(日本時間28日)のカナダ女子W杯・準々決勝(エドモントン)で、豪州(同10位)に1-0で勝利。難敵を見事に突破して4強進出を決めた試合後の会見では、佐々木則夫監督(57)も称賛を集めた。 「選手たちも焦らずに繰り返しワイド、中央を起点にプレーしてくれた。豪州が成長していた中でも、あれだけのサッカーができて、自信を持って準決勝に臨む」 静かな口ぶりで勝利を振り返る指揮官の言葉に、会見場内の記者たちも静まりかえって聞き入った。豪州は決勝トーナメント1回戦で強豪ブラジルに勝利。母国での人気も期待も高まっていたが、落胆する豪州の報道陣も、うなずきながらメモを取っていた。 一転して、ノリさんらしさが出たのは、FW岩渕真奈(22)=バイエルン・ミュンヘン=の、W杯初得点の決勝弾の感想を問われた際の答え。「マナかな、マナかなーと思