「価格交渉するくらいなら、とりあえず使ってもらう方がいい」 無名のSaaSが“売れるサービス”になった必然と真価
いい話にしたかったけど、こればかりはさすがにあり得ないだろ、と思ったので書かせてもらいます。 批判になっちゃうけどこんなことが来年も起きたらランナーがかわいそうだと思うので書いておきます。 完走してお疲れ様でした!といろいろな景品を貰い、着替えをして東京ビックサイトを後にする、ということが今までの流れでした。 しかし、今年は信じられないことが起きました。 なんと走った後にいつもの出口を封鎖して出られないようにさせ、ビックサイトのあのでかいホールを一周しないと外に出れないという罠。 ただでさえ足を引きずっているや疲労困憊な人ばかりだというのに・・。 狙いはそのまま帰らせるのではなくて、そのホールにあるお店で何か買ってほしいとかそういうお金の理由が大きいのではないかと感じました。 混雑回避ってことではないと思う、あれは。 それで終わりだと思ったらまだ早い。 なんと外に出た後、そこは駐車場で裏回
先週書いたゲームの話については、もう少し掘り下げてみたいとは思いつつ、少し弾薬の補充が必要な状況であるため、今週は箸休め的にオリンパス事件の中心人物となったウッドフォード元社長についての雑感を書きたいと思う。 ガバナンス界の黒船 さてオリンパス事件と言えば、バブル期に嵌った財テクによって巨額の損失を被るも、問題の表面化を恐れて適正な会計処理を避け続けること20余年、歴代経営陣のお歴々が代々ひた隠しにしてきたところ、何を思ったのか内輪の論理の通じづらい外国人を社長に大抜擢した途端にすべてを明るみに出さざるを得ない状況に追い込まれ、株価は暴落するわ経営陣は全員退陣に追い込まれるわで大騒ぎになった、あの事件である。 同事件は、二代目社長が会社のカネ、それも数百億円規模をあろうことかカジノでスッてしまうという浮世離れした放蕩息子ぶりをみせ付け世間を唖然とさせた大王製紙事件と並び、日本のエクセレント
著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "The Stars of 1,000 True Fans" の日本語訳である。 千人の忠実なファンのスターたち The Stars of 1,000 True Fans 「千人の忠実なファン」という概念は、私が何年か前に提案した理論である。それはウェブで多くの注目を集めた。その要点は、芸術家、音楽家、映画製作者、写真家、著述家などは、たった千人の忠実なファンの支援があれば、まずまずの生計を立てることができるというものだ。忠実なファンとは、あなたが制作するものを何でも買う、1年間に少なくとも50ドルほどの金額をあなたに関するものに使う、あなたのショーやサイン会には全部行くという人である。独立したアーティストがこのようなファンと直接に取引して、ファンが支払った金額の大部分
著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "The Case Against 1000 True Fans" の日本語訳である。 千人の忠実なファンの反例 The Case Against 1000 True Fans 私の「千人の忠実なファン」の記事は、あちこちのブログで議論を引き起こした。あるブロガーは通りすがりに、ブライアン・オースティン・ホイットニー (Brian Austin Whitney) が何年か前によく似たアイデアを提案していたと言った。私はホイットニーのことは聞いたことがなく、その提案も知らなかった。調査中にその出典を紛失してしまったが、同じアイデアがあるものだと感心した。ホイットニーは独立した芸術家のためのコミュニティーとして“ジャスト・プレイン・フォークス”(Just Plain Fol
著者 ケヴィン・ケリー Kevin Kelly 訳 堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "1,000 True Fans" の日本語訳である。 千人の忠実なファン (訳注:2016年12月にこの文章の改訂版が発表されている。改訂版の日本語訳はこちら。→「千人の忠実なファン(改訂版)」) -------------------- よく知られているように、ロングテールは2種類の人々にとって良いニュースである。一つは、少数の幸運な集積業者、たとえばアマゾンやネットフリックス。もう一つは60億人の消費者。これら2種類のうち、消費者のほうが無限のニッチに隠れている財産からより多くの恩恵を受けていると思う。 しかし、創作者にとってみればロングテールが功罪相半ばするものであることは疑う余地がない。この方程式においては一人一人の芸術家、演出家、発明家、制作者が考慮されていない。ロン
(株)フーズ・フォーラス(金沢市入江2-82-1、設立平成10年9月、資本金4000万円、勘坂康弘社長)は6月8日までに全社員60名に解雇を言渡し、営業再開を断念した。事後を小野聡弁護士(かつま法律事務所、千代田区神田小川町1-1山城ビル6F、電話03-3518-4591)に一任している。 負債は調査中ながら、死亡及び重症患者などに対する損害賠償額などを含めると数億円規模に膨らむことが予想される。 平成9年5月、勘坂社長の出身地である高岡市で創業。平成21年4月本社を現在地に移転し「焼肉酒家えびす」の屋号で積極的に店舗展開を行ってきた。また起業以来「味・価格・おもてなし・空間」を念頭に、これらの実現のため6大行動規範や15大行動指針を設け日々サービスの向上に努めてきた。「一皿100円」「平日半額」など安価な価格設定のメニューを豊富に揃えることにより、消費低迷にある中でも家族連れを中心に人気
「スーパークールビズ」について、私の周辺にいる同世代の男たちは、異口同音に反対の意を表明している。 「くだらねえ」 「ポロシャツとか、何の罰ゲームだよ」 意外だ。 就業経験の乏しい私には、どうしてポロシャツが罰ゲームなのか、そこのところの機微がよくわからない。 「どうしてダメなんだ?」 彼らは説明する。 「あり得ないんだよ。単純な話」 「ポロシャツで会社行くくらいなら、いっそフーテンの寅で行く方がまだマシだってことだよ」 「でも、お前だって普段着からネクタイってわけじゃないだろ?」 「だからさ。たとえば、お前がどこかの編集者と打ち合わせをするとして、パジャマで出てこいって言われたら、その通りにするか? しないだろ?」 「……話が違わないか?」 「いや、違わない。オフィスでポロシャツを着るってことは、自由業者の生活経験に換算すれば、パジャマでスターバックスに行くぐらいに、赤面なミッションだと
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