1月にラスベガスで開かれたConsumer Electronics Showでは、タブレットと電子書籍リーダーが大流行しているように見えた。Samsung、Amazon.com、Barnes & Noble、Plastic Logic、Spring Design、Hearstの子会社など多数の企業がこのイベントで電子書籍リーダーへの取り組みを発表していた。さらにAmazonのKindleとBarnes & NobleのNOOKは、年末商戦の買い物客から尽きることなどないかのように見えるほどの需要をかき立てていた。電子書籍リーダーは確かに、もう何社かの企業が入っていける市場だった――そうだろう? だが、そうではなかった。 数カ月でこれほど様変わりするものなのか。7月28日にAmazonが第3世代のKindleとKindle Wi-Fiを発表するまでに、同社よりも小さなメーカーのほとんどは後退
台湾の市場調査会社Digitimes Researchがまとめた最新のデータによると、2010年3月の米国の電子書籍リーダー市場では、米書店大手Barnes & Nobleの電子書籍リーダー「NOOK」の出荷台数がAmazon.comの「Kindle」を若干上回ったという。両社は目下、急速にメインストリーム化が進む電子書籍市場でのシェア拡大に向けて、取り組みを加速させつつある。 Digitimes Researchのアナリスト、ミンチ・クオ氏によると、2010年3月に米国のベンダーに出荷された電子書籍リーダーのうち53%をNOOKが占めたという。この数字は、上流サプライヤー各社のデータをもとに導き出したもの。 クオ氏はNOOKの好調の要因として、Barnes & Nobleが自社の実店舗でNOOKを販売できる点とNOOKが比較的新しい端末である点を挙げている。Barnes & Nobleと
米Amazon.comは3月22日(現地時間)、「Kindle Apps for Tablet Computers (including the iPad)」という、iPadを含むタブレットデバイス向けのKindleアプリの情報を提供するWebページを用意した。同社は「Kindle」「Kindle DX」というタブレット型の電子書籍リーダーを提供しているが、Amazonで販売しているKindle形式(AZW)の電子書籍をKindleデバイスに制限することなく、幅広いタブレットデバイスに対応させる。 Amazonはタブレットデバイス向けに、タブレットの画面サイズで読みやすいようにKindleアプリのユーザーインターフェイスを再設計した。デバイスのグラフィックス機能や処理性能を活かし、ぺージをめくるアニメーションなど実際の本を読むような読書体験を実現するという。またシンプルな動作のベーシックリ
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