FPUレジスタは通常の汎用レジスタと違って8個まで値を格納できるスタック形式です. スタックトップをstと書き, 以下st(1),st(2),...st(7)と表記します. スタック形式なので, 通常はメモリから直接st(i) (i>0) に読み込むことは出来ません. メモリの値を一端stにpush (読み込み) してからst(i)に移します. 9個以上pushすると例外が発生するので注意します. 不要になった値はstから順にpopして消去します. レジスタの値をメモリに書き込む時も同様で, 通常はstの値だけしか書き込めません. 尚, 汎用レジスタと違ってFPU命令には即値モードはありません. 全てアドレスを指定して値のやり取りをします.
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