4月18日、「四足走行」での100メートル世界最速記録を持つ伊藤健一さんが、「大好きなサルのようなことをしてみたいと思った」と四足走行の練習を思い立った理由などを語った(2012年 ロイター) [東京 18日 ロイター] 東京郊外に住む伊藤健一さん(29)は、「四足走行」での100メートル世界最速記録を持つ。2008年11月、サルのような「四足走行」で18秒58というタイムを叩き出し、ギネス世界記録に認定された。 「小さい時から顔や体型がサルに似ていると言われてきた」と振り返る伊藤さん。「でもサルが好きだから全然気にならなかった。むしろサルのようなことをしてみたいと思った」という。 大好きなサルの走り方に憧れ、約10年にわたって「四足走行」の練習を積み重ねてきた。手袋と滑り止め付きの靴を身につけて街を散歩することもある。 警察に通報されるのを避けるため、山で約1カ月間合宿した経験もあ