少し前に "Virtual Machines: Versatile Platforms for Systems and Processes" という VM の教科書を読んだ. 今年は VM について知ったかぶりをする必要に迫られることが多く, 反省して付け焼刃をした次第. 言語処理系の VM の話を期待していたら XEN や VMWare 方面の VM の話が主で, 意表は突かれたものの面白かった. 速度を保ちながら仮想化という抽象を守るために コンパイラと OS の間の子が次々に曲芸を披露する健気さには心を打たれる. VM を使ってあげようという気になる一冊. 折良く Google から Native Client (NaCl) なんていう VM 技術の応用が公開されたことだし, これを肴に教科書の宣伝をするというのが今日の趣旨です. NaCl 自体の詳しい話は whitepaper や
もっと早く紹介しようと思ったのに、忙しすぎた。 例によってトラックバックは上手くいかないので、ひげぽんさんが拾ってくれることを期待。 Virtual Machinesお勧め。 全体としてはスタックベースのVMについて、浅く広く書かれています。所々にLispの文字が見えますが、Lisp用のアーキテクチャについてはあまり載っていません。 目次から chap1 Introduction:ここでLispとかSECDマシーンが少し出てきます。 chap2 VMs for Prtability BCPL:BCPLという言語を使ってVMにどのような命令があるのかの説明。 chap3 The Java Virtual Machine:Java VMの説明 25ページほど chap4 DIY VMs:ALEXという俺様VMの説明。仕様と問題提起 chap5 More Stack-Based VMs:オブジェ
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