日本のシンセ仙人をはじめ、世界にはRaspberry Piを使って電子楽器を開発している人がたくさんいます。その中でも最近注目を集めているのが、プログラマーのtopisani氏が中心となって開発が進められている「OTTO」というシンセサイザー。「OTTO」は、Raspberry Pi 3を使用したオープン・ソースのシンセサイザーで、小型筐体にシンセサイザー、サンプラー、エフェクター、シーケンサー、スタジオ・モジュールの各機能を搭載。ユーザー・インターフェースはシンプルで使いやすくモーダルで、何より“実験的な電子楽器”に仕上げられているのが特徴です。 3Dプリンターで製作された新しいプロト・タイプ topisani氏によれば、「OTTO」のプロジェクトはTeenage Enginerring OP-1のクローンとしてスタートしたそうですが、すぐにオリジナルのシンセサイザーへと開発方針を変更。