ハイチ人移民らの一時滞在施設として開放されたカナダ・モントリオールの五輪スタジアム(2017年8月2日撮影)。(c)AFP/AFPTV 【8月3日 AFP】カナダで難民認定を求めて流入する移民らが急増し、当局が緊急の受け入れ施設の確保に追われている。2日には東部ケベック(Quebec)州モントリオール(Montreal)にある五輪スタジアムも開放した。大半はハイチ人で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権によるビザ(査証)発給厳格化の余波とみられる。 「これは大きな危機だ。制度上、これほど大量の移民流入への対応は想定されていない」。カナダの税関・移民労働組合(Customs and Immigration Union)のジャンピエール・フォルタン(Jean-Pierre Fortin)委員長は最近の流入数の増加に警鐘を鳴らす。 フォルタン氏によると、ケベック州ラコール(Lac