値段の割にその効果が説明しにくいためか、ときには“オカルト的”などと揶揄(やゆ)されることもあるオーディオアクセサリー類。しかし、実際に聴き比べてみると、あまりの違いに驚かされることもある。今回は、AV評論家・麻倉怜士氏が使ってみて驚き、愛用している“お気に入り”の新製品をピックアップ。実際に聴き比べを行いながら解説してもらった。 新しい音質改善テクニック アースラインノイズ対策 麻倉氏: まず紹介したいのは、グランドナイトの「SOUND NITE」(サウンドナイト)という製品です。これは世界で唯一、電源のアースラインに載るノイズを退治する製品。通常、アースは安全対策で利用するものですが、オーディオ的な観点で見ると、ノイズ源の1つだったというわけですね。 使い方は簡単。アース付きの3極電源コネクターと電源ケーブルの間に挟むだけです。SOUND NITEを付けて聴き比べると、効果はすぐに分か
マニア訪問普段は過疎ってるブログに、前編だけでたくさんのブックマークがつき、とてもありがたいことだと思う。いくつか批判的なご意見もあるようだが、まあ、それも無理はないだろう。批判されるべき点があるとすれば、それはYさんの行動ではなく、それを正しく伝えられないおれの文章力の方だ。その点ははっきりさせておきたい。今回部屋を見せていただいたYさんの名誉のために言っておくが、かれはおかしな人でもなんでもないよ。仕事はキチンとこなし、年齢相応かそれ以上の役職にも就き、優しい奥さんと一緒に趣味(オーディオとかね)を楽しみながら、充実した生活を送っている。ただ、普通のひとより経済的に恵まれていて、なおかつ奥さんの理解もあることから、一般の常識よりもたくさんのお金をオーディオやその他の趣味に注ぎ込むことが出来ているのだ。中編に行く前にいちおう確認しておくと、おれはこの記事でオーディマニアを批判するつもりな
マニア訪問ある日、旧知の編集者H氏と浅草のもつ焼き屋で打ち合わせをしていたときのことだ。世の中にはいろんなコレクターやマニアがいるよね〜、と、おれは酒の席ではだいたいいつもそんな話ばっかりしているのだが、この日もやっぱりそういう話になった。すると、その編集者H氏は「ぼくの知り合いにものすごいオーディオマニアの人がいるんですよ」というではないか。そういえば、先日読んだ罪山さんのエントリ「めくるめくオーディオカルトの世界」シリーズがやたらとおもしろかったので、その話をしてみた。めくるめくオーディオカルトの世界めくるめくオーディオカルトの世界2 オーディオカルトの極北?! ローゼンクランツの世界めくるめくオーディオカルトの世界3 中島みゆき様が、ガラス制CD発売めくるめくオーディオカルトの世界4 マイナスイオンオーディオの世界すると編集者H氏はこう言った。「でもねえ、その人はかなりオーディオにお
iPodやウォークマンといった携帯音楽プレーヤーが普及し、より良い音を追求するユーザーの中では高級イヤホン・ヘッドホンが浸透してきている。数千円程度の商品が並ぶ中で、3万~4万円といった高級モデルが売れ筋ランキングの上位に食い込んできているほどだ。 津田塾大学で音楽の講師も務めているデジタル・メディア評論家の麻倉怜士氏は、「携帯音楽プレーヤーでも、いいヘッドホンを使えばかなりの音が出る」と断言する。その麻倉氏がお薦めする実売価格15万円前後の“超高級ヘッドホン”、独ULTRASONE(ウルトラゾーン)の「edition8」は、果たしてどのような音を奏でるのであろうか。 それに加えて、iPodを高音質で聴くためのヘッドホン選びのコツ、麻倉氏直伝のお薦めiTunes設定、リッピング方法についても紹介しよう。 プロ向けだが、“常に最高の音質で聴きたい”というユーザーにもお薦め ULTRASONE
“たかだか音楽再生”と思うかもしれないが、実はSACD再生は汎用プロセッサにとって、非常に負荷の大きな処理なのだという。「SACDはDSDデータを圧縮した、DSTというデータで保存されています。ところが、DSTは圧縮率を高めるため、1/75秒ごとに複数の異なる圧縮方式が採用可能で、パラメータももちろん可変。まずはパケットがどのように圧縮しているかを判別し、圧縮方式の切り替え時に適切な処理を行なわなければなりません。この組み合わせが膨大で、処理負荷も高いため、Cellをもってしても最初は遅く、実時間の6倍もデコード時間がかかったんです(村田氏)」 石塚氏はSACDの仕様を何度も読み返しながら、最初の2カ月でリアルタイム処理にまで高速化を行なった。そして勘所を押さえた上で、その遅いソースコードを捨ててしまったのである。スクラッチから書き直すためだ。 ●ソニー社内のオーディオノウハウをかき集め
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