広告配信会社を責めろとか、広告主を責めろという声が散見されるが、それは業界の都合を消費者に押し付けているにすぎない。消費者が自らが直面する掲載メディアに苦情を言い、それを受けて掲載メディアが広告配信会社を評価し、広告配信会社が広告主を評価することによって、問題は解決する。
米グーグルは2017年11月8日(現地時間)、不審なウェブサイトに自動的に誘導される問題を受け、対策を講じると公式ブログで発表した。同社のウェブブラウザ「Chrome」の新バージョンを18年1月に公開し、不正な誘導を阻止する仕組みを導入するとしている。 この問題は、ネット上の広告を配信・管理する「アドネットワーク」という仕組みを悪用したものだ。 攻撃を意図したコードを含む広告コンテンツをなんらかの方法で広告サーバーに混入させ、それを読み込むページを閲覧すると、強制的にリダイレクトが発生、意図しないページに誘導されてしまう。 誘導先では、不正アプリのインストールや、アンケートへの協力などを促し、個人情報が奪われたり、ウイルスに感染したりする被害が起きる可能性がある。 セキュリティー大手「トレンドマイクロ」の調査によると、15年の時点で不正広告サーバーは55件もあった。 ツイッターのまとめサイ
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