【ロンドン=上杉素直】イベリア半島の南東端にある英領ジブラルタルの領有を巡り、英国とスペインの対立が深まっている。漁業問題への不満からスペインが国境検問を強化。これに抗議する英国がスペインに法的措置をとる構えを示した。欧州連合(EU)の主要国がEU司法裁判所で争う異例の事態に発展する可能性が出てきた。「どのような法律的な選択肢があるか検討している」。英キャメロン首相の報道官は12日、スペインへ

(2013年4月26日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 欧州の地図の上で、ユーロ硬貨に囲まれて立つ英ポンド硬貨〔AFPBB News〕 今回の危機は、自由に変動する通貨を持つことの利点について重要な教訓をもたらしている。英国の経験が教えてくれる1つの利点は、金融政策と財政政策の自主性だ。 だが、大幅な通貨下落が経常収支の調整にもたらした貢献は、多くの人が予想していたよりはるかに小さかった。これらの教訓は、重要な政策上の示唆を与えている。 ベルギー人の経済学者でロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)教授のポール・デ・グラウウェ氏が指摘しているように、独自の通貨を持つことの利点は、長期国債に支払われる危機以後の金利にはっきり見て取れる。 観察結果は単純明快だ。国内総生産(GDP)に対する純公的債務の比率に関する国際通貨基金(IMF)の予測は、英国もスペインも基本的に同じだ。2017
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