前々回、前回からの big.LITTLE の勉強の続き。 続いて big.LITTLE MP (GTS) について。例によって 【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】2014年のARMのSoCの中核技術となる「big.LITTLE MP」 - PC Watch からポイントを引用すると、 前回の記事でbig.LITTLE MPもIKSと同じCPUのオペレーティングポイントを使っていると書いたが、これは古い仕様で、現在は異なるという。ARMによると、big.LITTLE MPでは、Linux/Unixでのスケジューラへのキューである「run queue」から得られる「load average」によるCPU負荷の値を使っているという。原則的にはrun queueでの占有率が高くなり、load averageの比率が一定を越えると、そのCPUコアをLITTLEコアからbigコアへと切り替える仕組