2011年に起きた東日本大震災、そしてその後起きてしまった福島原発事故。わが国ではこの事態を受け、「原発は必要か否か」という議論が今もなお継続して行われています。 そんな中、台湾で放映されている反原発を訴えたCMが、ツイッターなどを通じて話題になっている模様。理屈抜きに胸にズシンと響くその内容に、原発問題について改めて考えようとする人が増えているようなのです。 動画サイトYouTubeに投稿されているそのCMを観ると、どうやら母親と赤ちゃんの関係性がそのまま、現代に生きる私たちとその次の世代を表しているみたい。 最初に流れるのは、お皿に入った食べ物を赤ちゃんに食べさせる傍ら、落ちてしまった食べ物を自らの口へ運ぶ母親の姿。ここに次のようなナレーションが流れます。 「良いものを子供に残す、悪いものは自分が受け取る、それが母親」 次に流れるのは、落ちた食べ物を赤ちゃんにあげて、皿に入った食べ物を
原発などから出た低レベル放射性廃棄物の貯蔵施設がある台湾南東部の蘭嶼(らんしょ)島で、放射線量が比較的高い地点があることを確認したと、桜美林大などの調査チームが27日、都内で開いた報告会で発表した。施設はずさんな管理が指摘されており、チームは詳しい調査の必要性を強調した。 過去に津波に襲われた可能性を示す痕跡も見つかり、中生勝美(なかお・かつみ)・桜美林大教授は「津波で放射性物質が海に流出する恐れもある」と話した。 調査は8~9月に実施。島の北部の集落で、道路上の1カ所(地上約15センチ)で毎時67マイクロシーベルトを記録した。ずっといると1日で1ミリシーベルトを超える計算になる。ほかにも1~2マイクロシーベルト程度の場所があった。 貯蔵施設は島の南端にあるが、風の影響で北部まで放射性物質が運ばれたり、過去に人為的に持ち込まれたりした可能性があるという。 地層調査では、海から運ばれたとみら
蘭嶼(らんしょ、台湾語 ランスー Lân-sū、タオ語: Ponso no Tao)は台湾本島の南東沖にある周囲40kmの孤島で、台東県蘭嶼郷に属する。かつては紅頭嶼(こうとうしょ)と呼ばれた。別称は Botel Tobago。北緯22°03分東経121°32分に位置する。 台湾原住民のひとつで、フィリピン・バタン諸島から移り住んだとされるタオ族4,000人程が暮らしている。主要な産業はトビウオ類などの漁業とタオ族の伝統文化や奇岩などの自然を生かした観光業。民宿が各部落にある。自給的なタロイモやサツマイモの栽培、養豚、養鶏が行われているほか、山羊が放牧されている。蘭嶼小耳猪という小型の黒豚の発祥地。 島の最南端には低レベル放射性廃棄物の貯蔵施設[1]があり、その存廃を巡って住民運動が起こっている。 なお、日本ではしばしば「蘭嶼島」と呼ばれることがあるが、「嶼」は小島を意味するので、「蘭嶼島
タオ族(タオぞく、Tao、Tau、中国語:達悟族 Dáwùzú)は、台湾原住民のなかで唯一島嶼部に居住する民族集団。居住地域は台湾本島の南東沖の孤島蘭嶼である。人口は4000人程。島内に6つの村落を構成する。 自称のタオ(tao)はタオ語で人を意味する[2]。ヤミ族(Yami、中国語:雅美族 Yáměizú)とも呼ばれる[3]。これは日本の文化人類学者の草分けの一人である鳥居龍蔵によって命名された名称である。 タオ語、中国語、日本語を話す。フィリピンのバタン諸島に暮らすイヴァタン族のイヴァターヌン語と極めて類似しており、通訳無しでコミュニケーションが可能なほどである。文字は持たないため、その表記にはカタカナやローマ字を用いる。日本の敗戦までに教育を受けた高齢者はタオ語と日本語だけ、中年世代はタオ語と中国語だけ、現代の子供たち(彼らの孫・ひ孫世代)は中国語しか話すことができず、コミュニケーシ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く