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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (8)

  • 鉄道が標準時をつくった: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 びっくりした。 知らないことを突然知るのは驚きである。 いまヴォルフガング・シヴェルブシュの『鉄道旅行歴史』というを読んでいるが、その中にこんな一節がある。 地方は、具体的にその時間を失う。鉄道により、その地方的な時間が奪われてしまう。地方が個々に孤立しているかぎり、地方にはそれ固有の時間があった。ロンドンの時間はリーディングより4分、サヤレンセスタより7.5分、ブリッジウォーターよりも14分早かった。 最初読んでもピンとこなかった。その前に鉄道によって空間の間を移動する時間が大幅に短縮され、空間同士の距離が小さくなるといった話があったので、その流れで地方が同じ生活時間圏内になるといった話かと思った。 それにしては「ロンドンの時間はリーディングより4分…」のくだりの意味

  • 本棚の歴史/ヘンリー・ペトロスキー: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 『失敗学―デザイン工学のパラドクス』に続いて、ヘンリー・ペトロスキーの『棚の歴史』を読みました。 という主役の背後に隠れて見落とされがちな、縁の下(の下?)の力持ちである棚の歴史的な進化を追った一冊です。棚との共進化、そして、それらを収める図書館などの建物の進化を「パピルスから作られた巻物」の時代から現代まで綴ったです。 棚の話はの話なくして語ることはできない。が巻物からコデックス[冊子]、印刷へと進化していった過程とからめて眺める必要がある。棚は二十一世紀には無用の長物となる秘伝ではない。これらは文明の基資料の一部であり、現在における科学技術の発展をよりよく理解し、未来図を描く手段となる。未来は、私たちが期待しがちな姿よりもっと現在や過去に

    yugui
    yugui 2007/08/26
  • ブログを書けない人に共感できる部分: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 皆さん、ご存知のとおり、僕自身はまったくあてはまらないのですが、ブログを書けないっていう人にもちょっと共感する部分があったりします。 どういう時に共感を感じるかというと、PodcastとかVideocastとかをイメージしたときです。 ブログは書けても、PodcastとかVideocastとかは自分じゃハードルが高いなって感じる。それは恥ずかしいとか、めんどくさいとか、何をPodcastやVideocastにしていいかわからないとかいうのとは、ちょっと違う。「恥ずかしい」を除いた部分はちょっとはあるんだけど、根的なのは、自分がテレビとかラジオとかを見たり聴いたりしないからなんだと思います。YouTubeすら見ないから、そもそも動画系のコンテンツにリテラシーは結構低いんだろ

    yugui
    yugui 2006/09/03
  • Web2.0的でない企業にはWeb2.0サービスはできない DESIGN IT! w-LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 なんだかすごく当たり前のことをいうようですが、Web2.0的でない企業にはWeb2.0サービスはできません。 トラックバック、Ajaxによる画面遷移のないUIRSS(フィードやリーダー)、他サイトとのシンジケーション、ユーザーへの信頼、集合知の活用、などなど。どれ1つとってもマスプロダクトな世界でビジネスを展開してきた企業にはなかなか馴染まないみたいです。 自分たちがそれまで蓄えてきた常識をかなぐり捨ててでも、あちら側に馴染もうとしない限りは。 理解できないんじゃない。馴染まないんですよまぁ、馴染まないのはいいんです。それ(=Web2.0)がすべてじゃないんですから。 問題は、馴染まないならそういうサービスの提供はあきらめるべきだということを理解しないことです。 自分たち

  • MVCフレームワークにおける「企業」、ユーザーインターフェースモデルとしての「マーケティング」: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 1つ前に思いつきで書いた「だめだ。法人化したけど」のエントリーだけど、その中で「会社だとかブログだとかがしくみっていう意味は、そのしくみをMVCフレームワークのControlにあたる部分として考えればいいんじゃないのかな?」とか「入力⇒処理⇒アウトプットをするインターフェイスとしての会社やブログ」なんてことを書いた。 で、この捉え方ってなかなかいいんじゃない?って思い、もうすこし整理するために図を描いてみた。 MVCフレームワークでみる企業というしくみまず1つはMVCフレームワークの中のCに企業というしくみを当てはめた図。 これはたぶん、s.hさんがWebアプリケーションの内部やTUI的コンピューティング・ツールも含めたWebの外部も含めて書いていた、 webアプリケーショ

  • 責任逃れと失敗の奨励: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 階層構造化された組織体系をもつ大企業においては、いまだに社内において将来の昇進を夢見ながら、可能な限り失敗するリスクから身を引き離すため、巧みな責任逃れに就業時間のほとんどを裏での根回しに費やす文化がいまだにあるのかもしれない。 責任をできるだけ自ら遠ざけようとする範囲は、自らの身にふりかかるリスクのみならず、部下など、間接的に自分の責任を追及されることにつながる者もリスクを追うことのないように、外部から招聘した関係他社からの出向社員や発注先の子会社に責任を振り分けるという文化がいまだにまかりとおっているというのは、その現実を目の当たりにするとただ愕然とするしかない。 当然のごとく、自ら責任逃れを行おうとする者に対し、たとえ発注先の子会社であろうと、そうやすやすと従うわけも

  • トラックバック 情報は天下の回りもの: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 自分でブログをもっていると、結構悩まされるのがスパムコメントやスパムトラックバックの類いだろう。 幸か不幸か、このブログはそれほど極端に注目されているブログでもなく、アクセス数もそこそこなので、それほどスパムの量は多くないのだが、それでも、コメントやトラックバックがあったというメールが届いたのを見て、実際に見てみると単なるスパムや、スパムとまでは言わないまでもほとんどエントリーの内容と関係ないような(そこは主観も入るのでグレーですが)ブログからのトラックバックだと、正直へこむ。 明らかなスパムはすぐに削除する判断ができるので、その手間がうっとうしく思えるだけだが、意外と困るのはグレーなトラックバックのほう。 基的にトラックバックとは該当するエントリーに関連した情報へのリン

  • ブロゴスフィアで起こる「批判」の応酬を鎮めようとすればNP完全問題にぶつかるかもしれない: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ジョージ・ジョンソンの『量子コンピュータとは何か』というを紹介した際に、核爆発のシミュレーション実験を行うための計算は、現存する中で最速の部類にはいるスーパーコンピュータを用いても、核爆発の途中の100万分の1秒を再現する計算を行う処理に4ヶ月間もかかるという話を紹介した。 つまり、核爆発のシミュレーションのための計算はどんなコンピュータを使っても処理しきれないくらい複雑なプロセスが必要だということだ。 セールスマン巡回問題 同様に、コンピュータを使っても解くのがほぼ不可能で、数学者にとっても難問である問題の1つに「セールスマン巡回問題」と呼ばれるものがある。 これは所定の特定の都市のリストから逆戻りすることなしに(つまり来た道を折り返すことなしに)すべての都市を1回ずつ

    yugui
    yugui 2006/05/09
    興味深い
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