FOAMというプロジェクトがあります。 foam.space ものすごく簡単に言うと、位置情報を参照できる標準プロトコルを作る・世界地図を作る、というプロジェクトです。 後述する課題を解決するためのプロジェクトですが、簡単に表現すれば「分散型、プライバシー保護された、正確、検閲されない、GPSの代わりとなるような位置情報のインフラ」を提供することがゴールです。 現時点で日本ではあまり有名ではありませんが、1年以上計画していたものが最近(2018年9月13日)Ethereumのメインネットで地図として稼働し始めて少し話題になっています。 FOAMが解決する課題 位置情報の符号化 例えば「東京駅」という物理的な場所をアプリなどで参照するときに、「東京駅」は場所情報として符号化することでプログラム内で参照することができます。 現状の物理的な位置情報をエンコードする(符号化する)規格にはどれも課題
