XP 祭り 2016

本来のトヨタ生産方式を説く本コラム「本流トヨタ方式」は佳境に入り、「ジャストインタイム」に並ぶ2本柱の1つである「自働化」の話を進めていて、今回はその12回目になります。 これまでのおさらいをしますと、1934年に豊田佐吉翁が打ち立てた「自働化」という概念は、「機械に自律制御の機能を与える」ことによって「機械自身が仕事をしていき」、手に余る「異常時には機械自身で運転を停止」し、「異常信号」を発してオペレーターに知らせるというものでした。 この「自働化」の概念の中で、「機械自身が仕事をしていく」部分を「人の仕事と機械の仕事の分離」という概念で捉え、労働生産性向上改善が進められたという話をしました。 さらに、トヨタでは「手に余る異常時には運転を停止して待つ」という機能を「品質保証機能」と捉え、その根本には「いかなる条件の下でも質は絶対に確保せよ、量は問わない」という哲学があることを話してきまし
ウープスデザインブログ >> デザイナとの打ち合わせってどうすればいいの?を読んで、ほー、と関心する一方で相当考え方が違ったので面白くなって書いてみる。仕事の進め方、プログラマ編。 あ、でも先に言っておくと、俺は「ベンチャーで、Webで、デザイナもディレクタも社内の人間で、自社サービス」っていう非常に限られた領域でしか仕事をしてきたことがないので、今から書くことがプログラマ一般に適用できる話だとは思ってません。タイトルはそういう意図。なので、あくまで上記の前提条件があった上での話だと思って読んでください。 1.やりたいことをある程度洗い出す 「なんかやりたい」とかいう漠然とした要望では流石に「で、俺は何作ればいいのよ」と答えたくもなるので、ある程度まとまるまでやりたいことを出してきて下さい。でも、ここで重要なのは全部洗い出す必要はないってことです。やりたいことがはっきり形になるまでには時間
一つ,後悔していることがある。 今年の6月29日,「オブジェクト倶楽部 2006夏イベント」に参加した。オブジェクト倶楽部は,永和システムマネジメントの社員有志が中心になり,オブジェクト指向の実践/研究/発表を目的として作ったグループ。夏と冬に定期的にイベントを開催している。2006夏イベントで6回目となる。 このイベントで,スターロジックの羽生章洋社長が講演した「仕事で必要なことはフローチャートで学んだ」というセッションを受講した。同じ時間帯の裏番組でとても魅力的なセッションがあったのだが,あえてこちらを選択した。羽生氏のプレゼンテーションのうまさをよく知っていたからだ。案の定,おもしろかった。羽生氏がタブレットPCを使ってその場でどんどんフローチャートを書いていく。講演の資料はこちらで公開されているが,これだけではとても伝わらないライブ感があった。 講演の内容はノートにメモしたし,講演
▼ 数学の表現の媒体としてのコンピュータつづき あのあとyoriyukiさんから有用な示唆をもらいました。 (これだけ書くのも大変だろうなあ。いつもお世話になってます。) 証明チェッカのあちら側とこちら側 私的にみたハイライトはこの辺りかな: 論理に関する部分はうまくいかなそうな気が(直観的には)します。言語や論理について一般の人が抱いている直観は誤っているか、すくなくとも混乱していることが多く、そのまま形式化しようとするとうまくいかないからです。例えば、名詞は何か対象を名指している、といった考えがその例になるでしょう。この場合、何の対象も指さない時や、複数の対象に当てはまるときにどうするか、といった問題が考えられてないのですが、にもかかわらず強固な直観としてなかなかここから自由になれないようにに思います。 言い方を変えると、自然言語に近いもの純粋に形式的に取り扱おうとすると
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