*スライダーを動かしてクリックしてください。オンデマンド・ペーパーバック/KINDLE、APPLE BOOKS、GOOGLE PLAY、GUMROAD、楽天ブックスのサイトに移動します。 ナポレオン・ボナパルト率いるフランス軍はウィーンを占領し、豪雨を突いてドナウ川対岸へと渡河、オーストリア軍に戦いを挑むが、アスペルン・エスリングで初めての敗北を喫する。 次の作戦に備えての架橋に携わる工兵士官アントワーヌ・パスキは資材調達の為に赴いたウィーンで、同行していた市橋梁局職員ジードラー殺害の容疑を受ける。疑いを晴らしてくれたのは、現場に偶々立ち寄ったオーストリアの貴族ウストリツキ公爵だった。 公爵の屋敷に招かれたパスキは、自分の企てを当てることができれば愛人クリスティアーネを譲る、という賭を持ち掛けられ、フランス軍上層部も関与する陰謀に巻き込まれる。