鹿児島県警の前の生活安全部長が、「県警本部長が不祥事を隠蔽しようとした」と告発した問題。県警の“内部文書”を受け取ったライターのもとには、県警から返還を求める電話があったことが分かりました。そのやりとりから捜査の一端が浮かび上がってきました。 ■「隠蔽を意図して指示を行ったこと一切ない」県警本部長が隠蔽を改めて否定 渦中の人物が出席した鹿児島県議会の総務警察委員会。鹿児島県警トップの野川明輝本部長は県民に謝罪しました。 鹿児島県警 野川明輝 本部長 「県民の皆様に多大な不安を与えてしまったことについて、県警察の最高責任者として、深くお詫びを申し上げます」 鹿児島県警に激震が走った情報漏えい事件。内部文書を記者に郵送したなどとして逮捕・送検された前生活安全部長の本田尚志容疑者は、先週、裁判所に出廷。 本田尚志容疑者 「本部長が警察官による不祥事を隠蔽しようとする姿に愕然とし、また失