メモリに関するトラブルは一見すると原因不明のように見えるものが多く、やっかいだ。なかでも定格(SPDによる自動設定)で動作しないというトラブルは比較的多い事例だろう。 こうした場合にまず試してみてほしいのは、1枚だけメモリを装着しての起動。もし起動に成功したら、BIOSセットアップでメモリの動作クロックやアクセスタイミングを可能な限り緩く(遅く)手動設定し、もう1枚のメモリを装着してみると、動作する確率が高い。メモリの品質やマザーボードとメモリ間の細かなアクセスタイミングの違いなどによっては、定格では動かないことがあり、BIOS側で可能なもっとも緩い設定で開始し、再起動ごとに少しずつ上げるのが基本となる。 こうしたトラブルは、増設時などで、速度規格が異なるメモリ(DDR2-533と667など)を混在して使う場合はとくに発生しやすい。トラブルを避けるためには、規格が混在しないように使うのがベ
Serial ATA 2.5に対応し数々の機能を提供 Barracuda 7200.9はSerial ATAとIDE、両インタフェースのモデルを用意しており、Serial ATAは80~500GBまで、IDEは40~500GBまで、そしてキャッシュは2~16MBまで選択でき、ラインアップは豊富だ。 ・Barracuda 7200.9 ST3500641AS 1プラッタ当たりの容量は製品によって異なるが、3.5インチHDDとしては業界最高の記録密度となる160GBプラッタを採用したモデルもある。とくに注目したいのはSerial ATAの最新スペック2.5に対応したSerial ATAモデルだ(表1)。
【T指令プロフィール】小学生の頃から秋葉原に通う。その後は、自作パーツメーカーのサポートや秋葉原のパーツショップを転々とする。そろそろパーツの発熱量が季節的にも気になり始める PCパーツを購入する際、店頭に書かれているスペック表記だけではちょっと性能を判断しにくいのがHDDだ。とくに、回転数やキャッシュ容量が同じでも、HDD内のデータを記録する1枚あたりの円盤容量(プラッタ容量)で性能が変わってくることもある。そこで、最新技術の垂直磁気記録方式を採用して、1プラッタ容量188GBを実現したSeagate製「ST3750640AS」や、同じシリーズで1枚あたり166GBプラッタの「ST3250620AS」、さらに従来記録方式ながら、160GBプラッタを採用した、日立グローバルストレージテクノロジーズ(以下HGST)製の「HDS721616PLA380」、回転数が10,000rpmのWeste
この文書は、Serial ATA(SATA) for Linuxを著者のJeff Garzik([email protected])に許可を得て、五十嵐 正尚([email protected])が翻訳し、GentooJPで公開しているものです。翻訳版に関することは訳者に連絡してください。 日本語翻訳版 最終更新日 2005-06-06 以下のページには、私がLinux SATAドライバを開発中に、時折メールするシリアルATAに関連する情報があります。 SATAドライバのソースコードは、ここ[kernel.org]からダウンロードできます。 SATAドライバのパッチは、ここ [2.4/2.6]か、ここ [2.4]か、ここ [2.6]からダウンロードできます。 libATA Developer's Guide (2005年6月2日更新) 完全オープンソースの本です。108ページ。ドライバAP
hacking My current Linux projects Kernel hackers' guide to git kernel patch submission format kernel.org: linux kernel Archives of the Linux kernel source code. kernel.org: my kernel patches Irregular periodic snapshots of some of my kernel work. sf.net: more linux hacks Minor Linux utilities I currently maintain, such as ethtool and blktool. writing Simple, effective Web security: rename your fil
概要 FIFO(First-In First-Out)とは、複数の対象を取り扱う順序を表した用語で、最初に入れたものを最初に取り出す(先に入れたものを先に出す)方式のこと。 複数の対象を列を作って待機させ順番に処理する際に、列に入った順番通りに列から取り出すような構造や手順のことを意味する。窓口などで人々が行列に並んで待ち、早く来た順に呼び出されるのと同じ方式である。 コンピュータ上でデータ群を一定の形式やルールで格納するデータ構造のうち、データを一列に並べてFIFOで出し入れするものを「キュー」(queue)という。FIFO方式でデータなどを取り扱うことを「キューイング」(queueing)ということがある。 これに対し、積み上げられた座布団のように、最初に入れたものを最後に出す(先に入れたものを後に出す)方式のことは「LIFO」(Last-In First-Out)「FILO」(Fir
Serial ATA(SATA)が本格的なスタートを切ったのは、Intelがチップセット対応を行なった2003年4月のこと(865/875チップセット用のICH5)だと考えられる。以来2年が経過した。SATAの普及は非常にゆっくりとしたペースではあるが、着実に進んでいる。 SATAにはさまざまなメリットがあるが主要なものは次の5つだ。 1) 広いインターフェイス帯域 従来使われていたパラレルATAの帯域が133MB/sec(UltraDMA/133)が上限となっているのに対し、SATAのスタート地点は1.5Gbps(150MB/sec)と上回る。 (編集部注:SATAでは「8b-10b 符号化」方式を採用しており、転送時のビット換算は10bit=1byteとなります) 2) 将来に向けた帯域拡張のロードマップ 1.5Gbpsはほんの始まりに過ぎず、3Gbps(300MB/sec)、6Gbp
登場から2年余りが経過して、ようやくSATAも普及しようとしている。ここでは、現在入手可能な製品を用いて、SATAとパラレルATAの性能面での比較を行なってみることにした。 テストに用いたのは日立グローバスストレージテクノロジーズ(HGST)の「Deskstar T7K250」シリーズのドライブ(表1参照)。プラッタも含め同じメカ系を用いたインターフェイス違いのドライブだ。読み出し時の内部データ転送速度も843Mbit/secと、このクラスのドライブとしてはトップクラスに位置づけられる。 またSATA対応の「HDT7225525DLA380」は、「Deskstar 7K500」と並び、現時点で入手可能な数少ないデータレート3Gbpsに対応したドライブの1つ。といっても、上述した内部データ転送速度は単純計算で105MB/sec程度だから、1.5Gbps(150MB/sec)でも間に合わないわ
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