武昌船舶重工有限責任公司が製造した「海洋石油682UT778CD」が、長江で試験航海中に沈んだことが分かった。同公司の職員とみられる人物が16日、インターネットで暴露した。「低級な操作ミスで、船体が折れて沈んだ」という。中国新聞社などが報じた。 沈没したのは14日とされる。インターネットでの「暴露」によると、同船は長江(揚子江)で試験航海をしていた。江蘇省南通市で接岸を試みた際、「低級な操作ミスで、船体が折れて沈んだ」という。 暴露した人物は、「わが社が作った船の中で最も高価で、最高の技術を込めた船だった」と嘆いた。同船の価格は「7億8000万ドル(約598億日本円)」と報じられた。ただし、価格については異なる説もある。 現場で救助や事故船の引き上げなどを行う上海市打撈局の関係者も「14日午後4時に、救助要請を受けた」、「同船はすでに沈没した」と認めた。ただし、事故の詳細については「