「アメリカに来て、初めて自分に自信が持てるようになりました」 こう話すのは、ロサンゼルスで“プラスサイズ”モデルとして活躍する藤井美穂さんです。人種差別への抗議活動が広がり、社会が大きく揺らいでいるアメリカ。それでも、藤井さんは、自分の可能性を“発見”してくれたアメリカの可能性を今も信じています。(WorldNews部記者 永楽真依子) 幼いころから人前で目立つことが好きだった藤井さんは、舞台俳優を目指して東京の短大に進学しました。 しかし、一緒に舞台を目指す仲間は、細身で美しい女性ばかり。藤井さんはこの頃、周りより太めな自分の体型にコンプレックスを感じ、俳優になることを諦めかけていました。