トラウマという言葉は日常用語になっていて、「○○がトラウマになった」とか「子どもの頃のトラウマで…」のように、ショックを受けた出来事(体験)やショックそのもの(衝撃)、それによる現在の影響(反応)を指す場合があるようです。 ストレスも同じように日常語として使われており、「上司がストレスなので胃が痛い」のように、ストレス反応を引き起こすストレッサー(出来事や人)とストレス反応など、一連の現象を包括的にとらえて区別せずに用いることが多いですよね。 ある出来事が、いくつかの条件のもとにトラウマ(心的外傷)となり、トラウマ反応を生み出す。 その一つに、①PTSD(心的外傷後ストレス障害)があるが、②それには収まらないより重いもの(複雑性PTSDなど)や、③より軽いもの(さまざまな人生のつらい出来事や理不尽な出来事に対する反応)がある。 ①と②は病気であるが、③は「苦しみ」ではあるが病気ではない(あ
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