日本経済新聞社による買収により、日本でも、にわかに注目を集めているのが英経済紙フィナンシャル・タイムズ(FT)だ。FTは英語の経済紙としては、米国のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)と双璧を成している。 新聞業界においては、紙の新聞の発行部数が慢性的に減少する一方で、電子版・デジタルサービスからの収入が微小という構造的な問題を抱えており、「新聞の危機」状態が叫ばれるようになって久しい。そうした中にあって、紙から電子への移行を成功させた、稀有な新聞がFTである。なぜそれが可能になったのだろうか。 高収入、高学歴の読者層を持つ強み まず、FTの読者層の特徴を見てみよう。FTは1部売りだと、平日(月曜から金曜)は2.5ポンド、週末版(土曜日)は3ポンドで販売されている。現在ポンド高だが、1ポンド=200円とすれば、平日では500円、週末は600円となる。ガーディアンなどの他の高級紙の場合
長野、岐阜県境にある御嶽山の噴火で、山頂付近に残された人たちの救助活動が難航している。 警察は「心肺停止の状態」で発見したと発表している。被災者の身が案じられるが、果たしてどのような状態なのだろうか。海外メディアでは日本独自の表現だと説明している。 ■海外メディアでは「死亡」「遺体」と断定的なところも 御嶽山が噴火したのは2014年9月27日11時52分。週末だったこともあり、山頂付近は約250人の人でにぎわっていたと推測されている。 捜索の進展とともに、被害状況が明らかになり、29日14時30分現在で32人が心肺停止の状態で発見された。その後に救出、搬送が進み、28日夜に同様の状態で運ばれた4人の男性と合わせて、10人の死亡が確認された。あくまで心肺停止の状態と死亡した人は別に数えられている。 御嶽山の噴火は海外メディアでも大きく取り上げられているが、「心肺停止の状態」の報じ方
2007年11月6日 (火) 連載 許光俊の言いたい放題 第128回 「世界で一番苦しみに満ちた交響曲」 もっとも悲劇的な、苦渋に満ちた交響曲を書いた人は誰か? 耳が聞こえず孤独に悩んだベートーヴェンだろうか。ペシミストだったチャイコフスキーか。それとも、妻のことで悩んだマーラーか。死の不安に怯えていたショスタコーヴィチか。あるいは・・・。 もちろん世界中に存在するすべての交響曲を聴いたわけではないが、知っている範囲でよいというなら、私の答は決まっている。佐村河内守(さむらごうち まもる)の交響曲第1番である。 ブルックナーやマーラーにも負けない楽器編成と長さの大曲だが、その大部分は、終わりのない、出口の見えない苦しみのトンネルに投げ込まれたかのような気持にさせる音楽だ。聴く者を押しつぶすかのようなあまりにも暴力的な音楽が延々と続く。これに比べれば、ショスタコーヴィチですら軽く感じられるか
STAP細胞研究はやっとスタートラインに立てたところであり、世界に発表をしたこの瞬間から世界との競争も始まりました。今こそ更なる発展を目指し研究に集中すべき時であると感じております。 しかし、研究発表に関する記者会見以降、研究成果に関係のない報道が一人歩きしてしまい、研究活動に支障が出ている状況です。また、小保方本人やその親族のプライバシーに関わる取材が過熱し、お世話になってきた知人・友人をはじめ、近隣にお住いの方々にまでご迷惑が及び大変心苦しい毎日を送っております。真実でない報道もあり、その対応に翻弄され、研究を遂行することが困難な状況になってしまいました。報道関係の方々におかれましては、どうか今がSTAP細胞研究の今後の発展にとって非常に大事な時期であることをご理解いただけますよう、心よりお願い申し上げます。 STAP細胞研究の発展に向けた研究活動を長い目で見守っていただけますようよ
最近、日本企業が莫大な内部留保を抱えているという報道を頻繁に目にする。その際に指摘されることが多いのが、「企業が利益を貯めこんで有効に活用していない」「賃金に回すことはできないのか」といったこと。その指摘は正しいのだろうか。 企業が事業などで獲得した利益を「税引前利益」といい、ここから法人税などの税金を除いた額が「純利益」となる。純利益は株主への配当金などの原資となり、そのような処分額を差し引いた残りを「利益剰余金」という。利益剰余金は、企業の資産として社内に蓄積される。 この利益剰余金こそが、「内部留保(=自前で調達した資産の源泉)」の主役なのだ。引当金や減価償却額の一部などを含める見方もあるが、専門的な話になるのでここでは省略する。そして、意外に思われるかもしれないが、内部留保という言葉は簿記会計の正式な用語ではなく、上場企業の決算書の中で、「内部留保」という勘定科目は通常見られない。
私の任務はボルトやナットを締め直すこと。放送法を順守しながらいろいろな課題に取り組んでいく。 ――尖閣諸島などの領土問題について、国内番組で日本の立場を伝えたほうがいいという考えか。 日本の明確な領土ですから、これを国民にきちっと理解してもらう必要がある。今までの放送で十分かどうかは検証したい。 ――国際放送では日本の立場を政府見解そのままに伝えるつもりか。 国際放送は国内とは違う。領土問題については、明確に日本の立場を主張するのは当然のこと。政府が右と言うことを左と言うわけにはいかない。 ――靖国神社の参拝と合祀(ごうし)についての考えは。 総理が信念で行かれたということで、それはそれでよろしい。いいの悪いのという立場にない。行かれたという事実だけ。 ――NHKの報道姿勢としてはどうか。 ただ、淡々と総理は靖国に参拝しましたでピリオドだろう。 ――慰安婦を巡る問題については。 戦時中だか
川崎逃走男「金は返すから逮捕は勘弁して」 | 日テレNEWS24あたりの一連の記事なんですけどね。 この人が、川崎地検から逃走してこの方、この逃走犯がいかに極悪な人物で危険であるかということが延々と流されました。正直、この程度の犯罪者であれば、逮捕もされずのうのうと日常生活を送っている場合が結構あると思いますし、逃走しているゆえの危険性というものはあるにしても、それは殺人等の凶悪犯が逮捕されていない状況とさほど変わらないはずなのに、なぜかこの犯人の場合はテレビニュース等でも危険性がやたらと強調されました。 そして逮捕されてからも、友人が支援したとか逃走経路がどうとか。そりゃこのくらいの年齢のチンピラであれば、警察の怖さも知らず友達だからというだけの理由で手伝うバカが周りに何人かいるでしょ。組織犯罪のキーパーソンであるとかならともかく、それならそうと報じるべきだし、そうでなければそこらに一山
小泉脱原発発言で揺れた永田町。政治の世界を裏の裏まで知り尽くした政界OB、村上正邦氏(元自民・80歳)、平野貞夫氏(元民主・77歳)、筆坂秀世氏(元共産・65歳)の3人が、議論を交わした。 ──現役政治家に代わって、小泉元首相の「原発ゼロ」発言が話題になったが。 筆坂:私は、そんなにインパクトを与えたと思ってない。要は、元総理で人気のあった小泉さんがいったから、マスコミが騒ぎ、社民党から共産党まで喜んじゃったというだけの話。 村上:私らも政界OBだけど、発言したって箸にも棒にも……(笑い)。しかし彼は、どういえば受けるか、絶妙な秘技を心得ている。あの発言も深い考えがあるわけではなくて、世間が驚愕することをいうことに意味があって、そこは天才的なんだよ。「反対だ、捨て場がないんだから」って単純で明解だけど、これ以上、議論するつもりはないんだ。 平野:専門家が考えることだっていってたもん
共同通信社は17日、昨年から今年にかけ、プロ野球の本塁打の写真と偽ってその試合の同じ選手の別の打席の写真3枚を配信していたと発表した。 いずれの写真も大阪支社編集局写真映像部の男性写真記者(28)が、本塁打の場面を撮ることができず、偽装していた。共同通信社は、この記者が撮影した他の写真についても同様の偽装がなかったか、調査中。現在、この記者は現場取材を離れて自宅待機しているという。 問題となっているのは、今年7月14日の阪神―DeNA戦でのDeNA・ブランコ選手、昨年9月4日のオリックス―ロッテ戦でのロッテ・根元俊一選手、昨年5月19日の阪神―楽天戦での楽天・テレーロ選手の写真。 同社の中屋祐司総務局長は「真実を伝えるべき報道機関として許されない行為。お詫(わ)びします。極めて重大に受け止めており、過去にさかのぼって調査します」とコメントを出した。
安藤美姫選手のアンケートの結果を見たほうが良かったと思う理由 週刊文春が「安藤美姫選手の出産を支持しますか?」というアンケートを行って、抗議が多数来たので、中止にしたそうです。 アンケートは下記のようなものでした。 フィギュアスケートの安藤美姫選手が7月1日の「報道ステーション」で4月に女児を出産していたことを公表しました。また、競技に復帰し、来年のソチ五輪を目指すことをあらためて語っています この突然の告白に対し、出産を祝福する声が上がると同時に、まだ結婚しておらず、父親が誰かも明かさないことへの疑問や、子育ても競技も中途半端になるのではないかなどの批判もあります。そこで、下記アンケートへのご協力をお願いいたします。 1)あなたは安藤美姫選手の出産を支持しますか? 2)子育てをしながら五輪を目指すことに賛成ですか?
連載終了から20年以上。 「昭和の黄金期」を飄々と駆け抜けたサラリーマン「フジ三太郎」と、著者・サトウサンペイの人生が詰まったインタビューをセットにして、全27巻の電子書籍としてお届けします。 お知らせ 2014/7/16京都工芸繊維大学で開催中の「サトウサンペイ展」での記念講演の記事が朝日新聞に紹介されました。「世のあり方、ふわりと サトウサンペイさん、母校で講演」 2013/06/13NHK「おはよう日本」で紹介されました! 2013/06/1019~27巻、発売開始しました。 2013/05/1010~18巻、発売開始しました。 2013/05/03J-CAST会社ウォッチで、「サラリーマンが読むフジ三太郎」連載開始。 2013/04/16J-CASTニュースで1日1作品の「復刻連載」が始まりました。 2013/04/12Apple iBooksでの取り扱い開始しました。 2013/
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