三井住友銀行は2014年5月12日、同社のインターネットバンキングサービス「SMBCダイレクト」に関連して、コンピュータウイルスを悪用した「新たな手口」で情報を詐取したり不正取引を行ったりする被害が出ていると発表した。不正な画面に気づいたり、誤って不正な画面に暗証番号を入力したりした場合は、ただちに同行まで連絡するよう呼びかけている。 三井住友銀行広報部によれば、新たな手口の被害が出始めたのは2014年3月下旬以降で、その後も被害は収まっていない。この手口では、正規のSMBCダイレクトの画面からログインした後に不正な画面が表示されるのが特徴。三井住友銀行は3種類の不正画面を例示している。 一つめの不正画面では、ログイン直後に「ダウンロード中です」といったメーターが表示され、その間に利用者が操作しない取引操作などが勝手に実行されてしまう(画面)。そして「第二暗証を入力してください」といった指
