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発生に関するzerosetのブックマーク (5)

  • ヒトデの腕は5つに分かれた頭だったと判明! - ナゾロジー

    もしヒトデに帽子を被せるとしたら、どこにしますか? ヒトデの真ん中?それとも星形に伸びた5つの腕のどれか? バカげた質問と思うかもしれませんが、生物学者にとっては実に深刻な問題となっています。 というのも人や犬、鳥などを見れば、どっちが頭でどっちがお尻かは一目瞭然ですが、ヒトデは5の腕でどの方向にも進めるため、体の前と後ろが分からないのです。 中には「ヒトデには頭がなく、5の腕だけで動いているのではないか」とする意見もありました。 しかし、どうやら真実は逆だったようです。 米スタンフォード大学(SU)の最新研究により、ヒトデの体のほぼすべては「頭部」に関連する遺伝子からなり、頭が5つに分かれた存在と言えることが判明しました。 雑に言うと、ヒトデは”歩く頭”だったのです。 研究の詳細は、2023年11月1日付で科学雑誌『Nature』に掲載されています。 Study reveals lo

    ヒトデの腕は5つに分かれた頭だったと判明! - ナゾロジー
    zeroset
    zeroset 2023/11/04
    他の棘皮動物はどうなんだろう。特にウミユリとか、柄の部分も「頭」なのか、違うのか、気になる。
  • 大脳の進化的起源に関わる機構をホヤで解明 -ホヤはなぜ大脳をつくれないのか-

    刘柏岐 理学研究科博士課程学生、佐藤ゆたか 同准教授は、脊椎動物に最も近縁な無脊椎動物であり、大脳あるいは終脳に相当する脳構造を持ってないホヤの脳の前方領域に、脊椎動物の吻側神経菱と同様に、 Foxg 遺伝子が発現していることを見つけました。 脊椎動物は、その進化の過程で、脳、とりわけ大脳と呼ばれる領域を発達させ、高度な情報処理能力を獲得してきました。発生の過程で、大脳は終脳と呼ばれる構造から生じますが、終脳形成には、脳の前方に位置する吻側神経菱からのFGF分子を介した信号伝達が必要です。吻側神経菱で発現するFGF分子とそこで発現する Foxg 遺伝子は、お互いに活性化しあうループ状の遺伝子調節回路を持っています。この遺伝子回路を通じて、脳の前方領域にも Foxg 遺伝子が発現し、そこが終脳へと分化します。 ホヤでは Foxg は潜在的にFGF分子による制御を受けますが、 Foxg 遺伝子

    大脳の進化的起源に関わる機構をホヤで解明 -ホヤはなぜ大脳をつくれないのか-
  • RESEARCH 海底に潜むムシから探る脊索動物の起源

    RESEARCH 私たちの起源は? 海底に潜むムシから探る脊索動物の起源 宮教生独立行政法人海洋研究開発機構 ギボシムシという海の砂泥の中で暮らす小さな生きものがヒトへの進化の研究で注目されています。ヒトは脊椎動物ですが、その前を遡るとナメクジウオやホヤと同じ仲間の脊索動物です。「脊索」は、発生過程で背側の正中に現れ、脊椎動物の特徴である中枢神経系(脳や脊髄)をつくるのに重要な器官です。この脊索の起源を探るにはギボシムシに代表される半索動物の研究が重要です。宮教生さんは、ギボシムシにある「口盲管」に脊索の起源である可能性を見て、中枢神経系の生成の起源を探っています。体づくりの共通性はどこまで遡れるのでしょうか。 1.ヒトの起源をもとめて 我々ヒトの起源はダーウィンによる進化という概念が登場して以来、150年以上にもわたって議論されてきた。ところでヒトの起源と言ってもHomo sapie

    RESEARCH 海底に潜むムシから探る脊索動物の起源
    zeroset
    zeroset 2019/01/30
    腸鰓類の口盲管・襟神経索は脊索動物の脊索・神経管と相同では無い(背腹軸が逆転してる上に由来する胚葉も違う)が、発生には共通の遺伝的メカニズムを使っているのでは無いか、という仮説。
  • 脊椎動物の基本構造が5億年以上変わらなかった理由 | 東京大学

    脊椎動物の基構造をつくる時期は、多様化が制約されている 脊椎動物の基構造をつくる時期にはたらく遺伝子は、その時期以外にもいろいろなところではたらいています。この使い回しによって、脊椎動物の基構造が進化を通して多様化しにくくなっている可能性が高いことが今回明らかになりました。 © 2018 Naoki Irie. 東京大学大学院理学系研究科の入江直樹准教授らの研究グループは、脊椎動物の基構造が5億年以上変わらなかった理由として、遺伝子の使い回しが寄与していることを明らかにしました。 我々ヒトをはじめ、他の哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類を含む背骨をもった動物(脊椎動物)は、5億年以上前に出現して以来、さまざまな形の姿に進化し、多様化してきました。しかし、どの脊椎動物種も体の基的な解剖学的特徴は数億年間の進化的多様化を通してもほとんど変わっておらず、その原因は明らかになっていません

    脊椎動物の基本構造が5億年以上変わらなかった理由 | 東京大学
  • 雑記-発生学:クマムシを生んだ体節ダルマ落とし(2016.02.10)

    クマムシを生んだ体節ダルマ落とし(2016.02.10) 緩歩動物門(クマムシとも呼ばれる)は, 有爪動物門と共に節足動物門に近縁な動物として知られています(3 者は合わせて汎節足動物上門を構成)。 しかしクマムシの体の作りは有爪動物や節足動物に比べて単純で,その進化的由来はよくわかっていませんでした。 Smith et al. (2016) はクマムシの Hox 遺伝子群を調べることで, 他の汎節足動物とクマムシの体節構造の対比に成功しました。 汎節足動物の体は体節の繰り返しでできています。 例えば節足動物は各体節に備わる付属肢を多様化させることで,より複雑な体制を実現しています。 一方でクマムシの体は頭部と 4 体節の胴体(それぞれ 1 対の脚を持つ)からなっています。 汎節足動物の祖先型を理解するためには各動物門の体節の相同関係を理解する必要がありますが, クマムシの体節の分子進化学

    zeroset
    zeroset 2006/12/18
    クラゲの一種に、左右相称の構造をつくるための遺伝子が発見されたいう話。「刺胞動物と左右相称動物の共通祖先において,遺伝子レベルでは左右相称性が獲得されていた」
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