京都市中心部から西へ車で15分。京都先端科学大学の真新しいキャンパスが姿をみせる。運営法人の理事長は日本電産会長の永守重信。来春、このキャンパスに第2、第3の「永守」とも呼べる人材を育成するビジネススクールが開校する。9月29日、京都市内のホテル。60人ほどの京都の財界人らを前に永守は「リーダーとして会社をどう成長させるかを教える」と語った。永守が狙うのは自身のような技術者出身の経営者の育成。
リクルートが2020年の創業60年を前に「老い」との戦いに直面している。時価総額が6兆円に迫る大企業となった今、時代を先取りするサービスを生み出すアンテナとなってきた起業家精神をどう受け継ごうとしているのか。【次回記事】インディード呼んだ「しくじり先生」応募件数 過去最高に結婚情報誌「ゼクシィ」、大学受験生を中心に60万人が利用するネット授業の「スタディサプリ」……。今のリクルートホールディングスの屋台骨を支える事業を生み出してきたのが、30年以上続く新規事業提案制度「Ring」だ。「リクルート・イノベーション・グループ」の略で、創業者の江副浩正肝煎りで始まった。このリクルートの起業家精神の象徴ともいわれる年1回のイベントが、かつてない盛り上がり
株式投資で利益を得る。ここに至るためには、何が必要となるのか。「(1)カリスマ投資家に学ぶ株式投資~勝てる投資手法はあなたがつくる?~」では、株式投資に勝つための投資手法は「あなた自身でつくる」ことの重要性を説いたが、「具体的にどのようにしてつくればよいのか?」と思った方も多いだろう。 今回は、片山氏が説く「買い方」「売り方」「見分け方」を紹介する。片山氏のやり方を見ると、「利益を得る株式投資」をいかにして必然的なものにするかが窺えるだろう。 (本記事は、片山晃氏・小松原周の共書『勝つ投資 負けない投資』=株式会社クロスメディア・パブリッシング/インプレス、2015年5月21日刊=の中から一部を抜粋・編集しています) 【関連記事 『勝つ投資 負けない投資』】 ・(1) アルバイトで貯めた65万円を7年半で25億円にした片山晃氏の手法 ・(2) 片山晃氏が説く「買い方」「売り方」「見分け方」
今年も12月に入り、一気に年末モードだ。 企業にとって12月は従業員への冬のボーナス(賞与、一時金)の支給のほか、取引先への支払いなどがかさむ時期。無事に年が越せるかとヒヤヒヤしている企業経営者や財務・経理担当者もいるだろう。 一般家庭もそうだが企業も金がなければ極端な話、破綻してしまう。そんな企業の財務健全性を示すのがネットキャッシュだ。現預金と短期保有の有価証券の合計額から、有利子負債と前受金を差し引いて算出する。企業の実質的な手元資金であり、これが多いほど財務的な安全性が高い。 東洋経済オンラインは約3700社以上の上場企業のネットキャッシュを割り出し、上位500社をランキングにした。例年同時期に同じ内容のランキングを公表しており、その最新版となる。それぞれの企業の直近本決算をベースにしている。 ソニーのネットキャッシュは1兆4178億円 1位はソニーの1兆4178億円。直近の201
ヤフーは4月1日の新体制で川辺健太郎(43)が副社長のまま最高経営責任者(CEO)に就任、6月の株主総会後の取締役会の決議をへて社長に就任する。あらたな経営ボードに副社長職はない。両脇を固めるのは常務執行役員メディアカンパニー長の宮沢弦(36)と同コマースカンパニー長の小沢隆生(46)だ。目の前でバットを振る孫社長撤退か、起死回生のばん回策か――。2013年、ヤフーが運営するネット通販サイト
スマートフォン(スマホ)の料金体系ほど分かりにくいものはない。KDDI(au)が10日に発表し、14日に導入する新料金は「最大3割値下げ」「利用者それぞれの使い方にマッチ」が売り物だという。果たして本当にそうなのか、徹底分析してみた。上位プランへと誘導しやすい今回の目玉のひとつ、「auピタットプラン」は、利用者がデータを使った分だけ5段階の定額料金が自動的に適用される仕組みだ。動画は見ない、
5月20日、サウジアラビアの地元メディアが流したワンシーンは、日米の外交関係者や経済人に衝撃を与えた。サウジの首都リヤドにある宮殿。豪壮なじゅうたんと白い壁に囲まれた大広間の真ん中に米大統領のトランプとサウジ国王のサルマンが腰掛けている。両サイドの壁際には民族衣装のサウジ政府高官と、米国から訪問した関係者がそれぞれ分かれて陣取る。米国側から歩み出たのが、ソフトバンクグループ社長の孫正義だった
米ネット大手ヤフーが表舞台から姿を消した。13日、米ベライゾン・コミュニケーションズが中核事業の買収手続きを完了。1990年代後半のインターネット黎明(れいめい)期には代表的な存在だった米ヤフーは創業から23年で退場する。グーグルなど新興勢に取って代わられたとの評価が多いが、内実を探れば「自壊」に至る3つの誤算があった。「思いがけず親友を亡くした時の心情は計り知れない。衝撃、不信、拒絶――。様
作家でエッセイストの阿川佐和子さん(63)が結婚したことが17日、明らかになった。阿川さんの事務所によると相手は元大学教授の男性(69)。9日に婚姻届を提出したという。阿川さんは「くだらないことに笑い合って、ときどき言い争いつつ、穏やかに老後を過ごしていければ幸いかと存じます」とコメントしている。報道各社に送ったFAXの文面は次の通り。 ◇ このたび、五月の始めにわたくし、阿川佐和子は六十三歳にしてようやく結婚いたしました。その件について、週刊文春5月18日発売号にて報告させていただきました。 こんな高齢者の結婚を、わざわざマスコミの皆様にお伝えするような事柄とも思えませんが、普段、各界の著名な方々にインタビューをする立場上、まして週刊文春では「阿川佐和子のこの人に会いたい」にてゲストに根掘り葉掘り聞き出す対談連載を二十五年間も続けている身として、自分のことは「聞かないで!」と拒否す
101万人――。国立がん研究センターの発表が医療界を震撼(しんかん)させた。2016年にがんと診断された人の数で、100万人突破は初めて。今や、日本人ががんを罹患(りかん)する割合は男性が63%、女性47%(2012年)。2人に1人どころではない。しかし、手はずはある。死亡者の8割を占める「転移・再発」を防ぐのだ。「がん? あるけど元気です」。そんな時代が幕を開ける。手ごわいゾンビやはりそう
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