Twitterがおもしろく感じられなくても問題ない(岩本隆史さん) 基本線としては「ごもっとも」。ただ、いろいろ留保はあります。 自分が好きなものを他人にも好きになってもらいたい、という欲求が(多くの)人には備わっていると思う。「つまらない」という人の話をよく聞いてみると、自分が「おもしろい」と思っている部分がうまく伝わっていない、あるいは食わず嫌いだったり。「考えが変わる可能性」を見出せるケースは、けっこうあります。 こうした体験の積み重ねがあるから、逆に自分が「つまらない」としか思えないのは、何かを知らないからではなかろうか、という予測も成り立つ。 私が評論を読んでから映画を見ることが多いのは、このため。初見ではつまらなかった映画が、評論を読んでから再見したら面白かった、という体験があるのです。少しひねって、貶し系の評論を読んだら、その筆者とは異なる観点から映画を見ようと心がけてみる。