反日デモに関連して、嫌韓、嫌中を煽る書き込みを しょっちゅう目にしてうんざりするので 差別を引き起こす人間心理のお話。 まずは大学時代、教授に教えてもらったお話から。 ユーゴスラビア紛争の真っ只中、 一人のジャーナリストが当地の状況について 取材に向かった。 彼は、ある町についた。 その町では、かつては友人同士で仲良く暮らしていた 二つの民族が、今では二つに別れ、塹壕掘って ドンパチやっていた。 彼は、片方の陣地につくと 取材にはじめた。 彼は、不思議に思えてならなかった事があったので 一人の男に聞いてみた。 二つの民族は、民族こそ違えど、大して変わりないように思えたから。 外見も大して違わないし、食べてるものもちょっと前まで一緒だった。 ジャーナリスト 「お前達と向こうの塹壕にいる連中と一体、何が違うんだ?」 男 「あいつらと俺たちは吸っているタバコが違うんだ」 ジャーナリスト 「でも