ラックマウントサーバでは当たり前となっているメンテナンスポート。シリアルポートを利用してログインを可能とする仕組みだ。ここでは同等の機能を実現すべく、ログインを可能とするまでの手順を紹介しよう。 なお、この機能はカーネルオプションで「Standard/generic (dumb) serial support」に続く設定オプションが有効になっている必要がある。モジュールとしてではなく、常駐イメージとして組み込もう(参考Linux How-To)。 まず最初に、シリアルポートが利用できるよう設定されている必要がある。ここでは、シリアルポート「ttyS0 (COM1)」、転送スピードを9600bps、パリティ無し8ビットとしている例だ。