北朝鮮ミサイル:安保理決議、採決なお流動的:毎日 北朝鮮のミサイル発射問題で国連安保理は10日朝、日本などが提出した北朝鮮制裁決議案の採決日程などを協議する。日本は10日午前(日本時間同日夜)の採決を目指しているが、決議案に反対する中国が同日からの武大偉外務次官の訪朝など外交日程に配慮するように求めており、採決に至るかはなお流動的だ。 国連憲章第7章(平和の脅威への対応)に基づき北朝鮮へのミサイル技術移転などを禁じた決議案は7日の提出後、規定の24時間を過ぎたため、いつでも採決が可能な状態になっている。共同提案国は7日時点の日、米、英、仏、デンマーク、ギリシャ、スロバキアの7カ国にペルーが加わり、8カ国となった。 安保理議長国フランスのドラサブリエール国連大使は理事国15カ国に10日朝までに決議案への対応を決めるように求めており、「10日朝にいつ採決が行われるかがはっきりするだろう」と話し