確率計算と結局は運頼みなバランスがハマる、ファミリーダイスゲーム「キャントストップ」レビューと感想
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名前 | キャントストップ (Can't Stop) |
デザイナー | シド・サクソン |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 30分 | 年齢 | 9歳~ |
プレイ人数 | 2~4人 | BGGスコア | 6.8/10 (10102票) |
BGG重量 | 1.2/5 |
「キャントストップ」ってどういうゲーム?
「キャントストップ」の紹介
ボードゲーム「キャントストップ」は、ダイスを振って組み合わせを選択していくことでマスを進めつつ、ゴールを目指していくすごろくチックなダイスゲームです。
ルール概要
プレイヤーは手番でダイスを4つ振り、その結果からダイス2つのセットを2つ作ります。どの組み合わせにするのかはプレイヤーの自由です。
ボード上には2から12までの数字が割り振られたルートがあります。ダイスセットの数字と一致するコースで駒を進めます。例えば、ダイス4つを振り、2,4,5,5という結果で2と5、4と5を組み合わせた場合、ボードの6と9のコースを1マス進めることになります。
さらに駒を進めたかった場合、再度ダイスを振ることができます。一度に進められるコースは3つまで。どう頑張ってもそのコースに対応する出目が出なかった場合、バースト、進めた駒はなかった事にされてしまいます。
また、誰かがゴールとしたコースとは封鎖され、他プレイヤーは追い出されてしまいます。
3つのコースを最初にゴールしたプレイヤーがゲームに勝利します。
どこまでチャレンジするのか、どこで辞めて状態をセーブするのか。その選択肢が楽しいゲームとなっています。
ゲーム感想
一度に進められるコースは3つまで。ダイス運に振り回されつつ、どのコースを選び、チャレンジしていくのか。
フレーバー的には手番に進められる駒は登山家、辞めた時にセーブできるマスがキャンプという感じらしいです。よくできてますね。
確率的によく出る6~8はコースのマスも多く、2と12は数マスしかありません。ダイスを振った時に、あえて偏った出目の組み合わせにする、という戦略もまたあるわけですね。
すごろくチックでありながら、ダイス選択とバースゲームの持つチキンレース感が同時に味わえる名作です。
これまでにも様々なバージョンが出ており、その人気さが伺えます。いずれも目を引くデザインをしており、コレクション的に集めていくというのもまた楽しい作品になっております。新しいバージョンが出るたびに話題になりますよね。
意外ととっかかりの理解が難しかったり、ゲームの勘所がつかみにくかったりしますが、ファミリーゲームとしてずっと遊んでいける作品です。遊んでみるとやみつきになった、という人も多いですので、遊ぶ機会がありましたらぜひともチャレンジしてほしいと思いましよ!!
名前 | キャントストップ (Can't Stop) |
デザイナー | シド・サクソン |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
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