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2016年3月12日土曜日

[ThinkPad] ノートPCに Windows10 をクリーンインストールしました

How to install Windows10 to the laptop PC

Windows10は2015年10月頃に公開されたBuild 10565からクリーンインストールした後にWindows7/8.1のプロダクトキーで認証できるようになりました。

Windows7/8.1にWindows10を上書きしてアップグレードすることも可能ですが、過去にWindows8からWindows8.1から上書きインストールでアップグレードしたらWindows8.1未対応のプリインストールソフトが残ってしまいInternet Explorerの動作が遅くなるなどの問題が起きました。
Internet Explorer 11 が遅い、フリーズする時の対処

どのソフトがWindows10で問題を起こすか把握するのは難しいのでWindows8.1をフォーマットしてWindows10をクリーンインストールしました。


環境

  • ThinkPad Windows8モデル
    • WindowsプロダクトキーはBIOSにインストール済みで、Windows10にアップグレード前のもの
    • UEFI・セキュアブートをサポート
  • バックアップをとるのに十分な容量の外付けハードディスク
  • DVD-Rドライブとメディア


プロダクトキーを確認する

フォーマットしてからプロダクトキーが分からないトラブルを避けるため、フォーマット前にプロダクトキーを表示するソフトで記録しておくことをお勧めします。
http://www.nirsoft.net/utils/product_cd_key_viewer.html


Windows10のインストール用メディアを作成する

公式サイトからWindows10のインストール用メディア作成ツールをダウンロードし、USBフラッシュメモリーかDVD-Rに書き込みます。
http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

過去にUSBフラッシュメモリーでのインストールは失敗したことがあるので、今回はDVD-Rでインストールすることにしました。
ちなみに2月下旬にダウンロードしたら ビルド 10586 のWindows10でした。


今の環境のバックアップとアプリケーションのライセンスのアクティベーションの解除をしておく

フォーマットする前に大事なファイルは外付けハードディスクやUSBフラッシュドライブなどにバックアップします。
ドキュメントフォルダー、ブラウザーのお気に入りなどの設定ファイル、メール、アドレス帳、IME(ATOK)の辞書など

また、アクティベーションの解除が必要なソフトも可能な限り解除します。
ボーカロイドのアクティベーション解除はこちら
VOCALOID Deactivation Tool を使ってみました

Officeはアクティベーションを解除する方法がなく、インストール後再アクティベーションが必要な場合に電話認証することになるようです。


Windows10インストール用メディアから起動する

Windows10インストール用メディアのDVD-Rから起動する設定をします。
Windows8.1を起動してShiftキーを押しながら再起動します。

トラブルシューティング
詳細オプション
UEFIファームウェアの設定
の順にクリックします。

UEFI設定画面が表示されるので起動ドライブをDVDドライブに設定します。

インストール用メディアから起動すると、Windows10のインストールがウィザード形式で進みます。
入力が必要なのはインストール先のパーティションの選択・設定くらいでほぼ自動で終わりました。


周辺機器のデバイスドライバー類をインストールする

周辺機器のデバイスドライバー類をインストールします。
今回インストールしたThinkpadは公式サイトからダウンロードできる System Update で本体のドライバー類をまとめてインストールできました。

プリンターやオーディオインターフェイスなど、他社製周辺機器のドライバー類は別途インストールが必要です。


バックアップを復元する

Windows10がインストール出来たら必要なソフトをインストールし、バックアップを復元します。


Windows 8.1での問題はどうなったか

IEの動作が遅くなるようなことはありませんでした。
また、Windows8.1では2016年1月のWindows Updateを適用した頃からハイバネーションを無効にしないとUSBキーボードが認識されないことが起こるようになりました。
[Windows] USBキーボードが認識されないトラブルを直すまで
クリーンインストールしたWindows10では初期設定のままUSBキーボードは正常に認識されます

CPUやGPUの発熱量が減ったのか冷却ファンが回転が減って静かになったというメリットもありました。


Windows10で起きる問題

  • 「Generic Low Latency ASIO Driver」をロードするアプリケーションが必ずフリーズする
    例:Vegas Pro 13
    「Generic Low Latency ASIO Driver」はCUBASEが勝手にインストールするドライバーです。
    このドライバーだけアンインストールする方法はありません。
    対策としてレジストリから「Generic Low Latency ASIO Driver」を検索して該当キーを削除しました。
  • マルチモニター使用時の挙動が変わった
    ノートPCに外付けディスプレイをつなげて使っているいます。
    外付けディスプレイの電源を切って入れ直すと、外付けディスプレイの解像度がノートPCのモニターの解像度に変更されてしまいます。
    デスクトップのアイコンの配置や開いているウィンドウのサイズが全て変わってしまいます。


関連ブログ

[Windows10] バックアップボリュームにアクセスできない原因と対処方法
[Windows10] ファイルの共有と解除を自動化する方法
Windows10のバックアップと復元を使ってみました
[Windows10] 外国語を簡単に入力する方法
[ThinkPad] ノートPCのハードディスクをSSDに交換
[ThinkPad] ノートPCのメモリー(RAMモジュール)を交換しました
古いパソコンをフォーマットしてWindows10をクリーンインストールできるか?

以上、参考になれば幸いです。

2016年2月20日土曜日

[Windows] USBキーボードが認識されないトラブルを直すまで

How to stabilize the USB keybord recognition

2016年1月頃からパソコンの電源を入れるとUSBキーボードが認識されないことが起きるようになりました。
たまに認識されることもあります。
USB端子を刺し直せば必ず認識されます。
キーボード以外のUSB接続の周辺機器は正常に動作しています。
デバイスマネージャーでも正常に動作していると表示されます。

原因は不明ですが、色々試して認識されるようになるまでをまとめました。


環境

  • Windows 8.1 64bit

やってみたけど直らなかったこと

  • USB端子を別のUSBポートにつないでみる
  • USBキーボードを買い換える
  • デバイスマネージャーのUSBキーボードの項目を削除して再起動する

キーボードをつなぎ替えたり買い換えても改善しなかったのでキーボードの故障ではないようです。


試していないこと

  • Windows OSの再インストール

ハードウェアの故障でないならソフトウエアの問題です。
Windowsの再インストールで直る可能性がありますが、手間と時間がかかるので今回は見送りました。
2016年1月のWindows Updateが怪しいです。


結論・ハイバネーションをオフにしたら直った

ハイバネーションを無効に設定したところUSBキーボードが必ず認識されるようになりました
Windows8.1は初期設定でハイバネーションが有効にされています。
ハイバネーションを無効にするには Command Promppt を管理者として実行します。

管理者権限の Command Promppt に次のコマンドを入力します。



これでハイバネーションがオフになります。


ハイバネーションとは

ハイバネーションが有効の場合、シャットダウンする際にメモリーの一部の内容をディスクドライブに保存します。
次の起動時に保存した内容をメモリーに読み込んで一部のプログラムの読込と実行を省略するため、起動が高速化されるメリットがあるとのことです。

ただしSSDにWindowsをインストールしているパソコンでは、ハイバネーションを無効にしても起動時間は変わりませんでした。


ハイバネーションのデメリット

ハイバネーションが有効だとシャットダウン時にメモリーの内容をディスクドライブに書き込みます。
そのため次のようなデメリットがあります。
  • シャットダウンが遅い
  • ディスクドライブの空き容量が減る
  • USBキーボードが認識されないことがある

ハイネーションで起動時間が速くならないPCではデメリットの方が大きいという結果になりました。


関連ブログ

ノートPCのメモリー(RAMモジュール)を交換しました
夏に負けないパソコンのメンテナンス2015年版
[ThinkPad] サーマルファン故障
ノートPCのハードディスクをSSDに交換
[BIOS] 起動しなくなったHP ProLiant ML115 G5が直った

以上、参考になれば幸いです。

2015年10月3日土曜日

[ThinkPad] ノートPCのメモリー(RAMモジュール)を交換しました

How to exchange the laptop's RAM modules
ノートPCのメモリーを増設したのでその手順をまとめてみました。

対象

・ThinkPad E430


メモリーを増やすメリット

そもそもハードディスクをSSDに交換してから動作速度は快適なのですが、それでもメモリーを増やすメリットを挙げてみます。
  1. スワップによるSSDへの書き込みが減るのでSSDの寿命が延びそう
  2. PCパーツは世代交代が激しいのでこのPC用メモリー(DDR3)は近い将来価格が上がったり流通量が減って入手しにくくなる
  3. メモリーの空き領域をRAMドライブとして使いたい

メモリーを増やすデメリット

メモリーを増やした後に起きそうなデメリット(弊害)も挙げてみます。
  1. 消費電力が上がる
  2. 発熱量が上がる
  3. Windows8/8.1の場合、ハイバネーションファイル(hiberfil.sys)の容量が大きくなる
今回はノートPCなので上の2つのデメリットは深刻です。
メーカーの仕様の範囲で使う限りは大丈夫だと思いますが、メモリーを増やした後に動作が不安定になったら元に戻せる用意が必要だと思います。


交換作業

交換方法はPDFマニュアルに載っているので必要なら印刷して見ながら作業するといいと思います。

ネジを外して背面カバーを外します。
外したついでにサーマルファン付近のほこりも掃除しました。

このPCは2つのRAMモジュールのスロットに標準で2枚のメモリーが取り付けられてます。これを2枚とも外して容量が大きい2枚のメモリーと交換します。
外し方は左右の金属パーツのラッチ部分を軽く広げるとメモリーの基板が起き上がるのでそれを外すだけです。
あまり力を入れすぎると破損してしまいます。最悪の場合マザーボード交換で新品を買うのと同じくらいの修理費がかかると思います。

1枚目を外したらその下の2枚目も外します。

標準メモリーの2枚を外したら新しいメモリーを2枚とも取り付けます。
RAMモジュールを軽く押し込むとラッチがパチンと閉まります。


交換後

交換後はなぜかBluetoothマウスの再ペアリングが必要でした

メモリーが正しく認識されているかは
タスクバー右クリック - タスクマネージャー
のパフォーマンスで確認できます。
他社製の古いPCはハードウェア構成を変えたらBIOSを初期化(CMOSクリアー)しないと動作が安定しませんでしたが、こPCは問題なく動いてます。
体感速度の変化はありませんでした。
Windowsの最大のボトルネックはディスクI/Oのようです。

動画編集ソフトVegasProのクラッシュのしやすさも変わりませんでした。


今回のRAMを交換したPCはDDR3規格でした。
このブログを書いている時点では新しいDDR4規格のRAMが普及しはじめ、近い将来DDR3の流通量が減り価格も上昇することが予想されます。
PCの動作速度に不満はなくても増設可能だったり予算があったりしたら交換や増設の検討をお勧めします。

関連ブログ

[ThinkPad] ノートPCのハードディスクをSSDに交換
[ThinkPad] サーマルファン故障
[ThinkPad] ThinkPad Edgeが起動しなくなった
[BIOS] 起動しなくなったHP ProLiant ML115 G5が直った
[Windows7] メモリーを増設したら起動しなくなった (Kernel-power イベントID41)
夏に負けないパソコンのメンテナンス2015年版

以上、参考になれば幸いです。

2015年7月25日土曜日

夏に負けないパソコンのメンテナンス2015年版

How to cool the laptop PC
夏の暑い時期はパソコンがよく壊れた経験があります。
壊れてしまったら修理か買い換えで高く付くし、パソコンが使えない間は不便で仕方ありません。
壊れやすい時期はとくに注意して故障を防ぎたいということで、今実践中の故障予防をまとめてみました。


対象

・ノートPC (ThinkPad)


対策前

夏にパソコンが壊れやすい原因は冷却効率が落ちるからだと思っています。
説明書によると気温35度以下の風通しのいい環境で使用するように、とのことですが日本の夏が35度を超えることは珍しくなくなりました。
暑い時期は冷却効率が落ちないように扱うことが故障予防になると仮定します。

このパソコンの冷却ファンは底面から空気を吸い込んで、内部の熱を横に逃がす構造です。
イラストで描くとこんな感じです。

底面の隙間が数ミリしかなく、パソコンの熱が机に伝わります。
火事になほどではありませんが少し不安です。
パソコンと机の間の隙間を稼いだ方がいい気がします。


対策

電器屋さんに行ってリングゲルという製品を買ってきました。
全然売れなかったのかパッケージが色あせしています。
これを使ってパソコンを上げ底します。
数ミリではありますがパソコンと机の隙間を稼ぐことが出来ました。
もっと高くしたい気もしますが、安定しているので良しとします。

下の図は極端に高く上げ底したイラストです。
(ここまで上げ底すると使いにくいし不安定だと思います)
冷却ファンの吸い込み口周辺は隙間があるほど吸い込み効率が上がります。

というわけで、サーモファンの吸い込み口付近の隙間を確保して冷却効率を上げるという故障予防でした。
※吸気口や排気口を埃で詰まらせないように定期的な掃除も不可欠です。


関連ブログ

夏に負けないパソコンのメンテナンス2013年版
[ThinkPad] サーマルファン故障
[Power saveing] 節電を簡単にする道具

以上、参考になれば幸いです。

2014年12月13日土曜日

[Windows] Internet Explorer 11 が遅い、フリーズする時の対処

How to make slow IE to faster
Windows8のPCを使っていたのですが、Windows8.1に強制アップデートされました。
同時にInternet Explorerのバージョンが10から11に上がったのですが、あらゆるサイトのログインがフリーズするようになりました。
間違ったIDとパスワードを入力した場合は正常なのですが、正しく入力するとログイン処理が終了するまでに5分ほどかかるようになってしまいました。

環境

・Lenovo ThinkPad
・Windows8 から Windows8.1へのアップデート

原因はAuthenTec Browser Helper Objects プラグイン

Internet Explorer 11(以下IE11)のアドオンの管理画面を見るとAuthenTec Browser Helper Objectsだけが無効に出来ません。
とても怪しいです。

コントロールパネルでAuthenTecを検索するとAuthenTec FingerPrintというのがあるのでアンインストールしたら正常になりました。

※スクリーンショットはWindows8のものです。

一部のプリインストールソフトは8.1に非対応

今回の現象はLenovoのPCで起きました。
Lenovoのサポートページによると、プリインストールされているFingerprint Manager ProやLenovo Fingerprint Readerは8.1との互換性がないとされています。
http://download.lenovo.com/lenovo/content/windows8-1/upgrade/think/notebook2_jp.html
AuthenTec FingerPrintもおそらくは8.1との互換性がないソフトだったのでしょう。

IEの動作不良はアドオンを疑うべきという教訓になりました。


関連ブログ

[ThinkPad] サーマルファン故障
[ThinkPad] ノートPCのハードディスクをSSDに交換
[Windows] 外付けハードディスクをつなげてもエクスプローラーに表示されない
[Windows] FirefoxでFlashがクラッシュ
JavaScriptをWebコンテンツを見ながらデバッグする [Intenet Explorer] [firefox]
HTMLのソースをWebコンテンツを見ながら素早く見つける [Internet Explorer][Firefox]

以上、参考になれば幸いです。

2014年2月22日土曜日

[ThinkPad] サーマルファン故障

How to replace the FRU Thermal Fan
ThinkPad Edge E430のサーマルファン(CPUなど内部のパーツを冷却し廃熱するためのファン)が回転時に異音がするようになってしまいました。
目視する限り埃が詰まってることはなく、異物と干渉している様子もないのでファンの寿命のようです。

ファンの異常で冷却効率が落ちると正常に動作しないばかりか本体を故障させるおそれがあります。マザーボード(メイン基板)が故障すると修理代が高くつきます。
私事ですが1台のデスクトップPCが一夏に2回壊れたことがありました。冷却効率をおろそかにしたためと思われます。

日頃からファン付近の埃を取り払い、異音が聞こえたら早めに交換することをお勧めします。
というわけで早速交換してみました。

新品のサーマルファンの入手

ThinkPadをはじめノートPCのファンはほとんどが専用設計のようです。
機種に合わせたファンを入手するわけですが、ThinkPadのサーマルファンを買うにはなぜかLenovoに電話する必要があります。
モデルタイプとシリアル番号を伝える必要があります。電話番号はこちら
http://support.lenovo.com/ja_JP/product-and-parts/detail.page?DocID=HF000981
電話するとメーカーに預けて修理する方法を提案されます。
今回は1日たりとも手放したくないので「自分でサーマルファンを交換します」と申し出たことろ新品を発送して頂けることになりました。

交換作業

交換するには背面カバーを外す必要があるので、ねじ回しが必要です。
交換方法はPDFマニュアルに載っているので必要なら印刷して見ながら作業するといいと思います。
背面カバーを外したらファンを交換するだけです。3カ所のネジを外します。
新旧のファンを見比べても異常箇所は見当たりませんでした。

異音がするサーマルファンは

機種が古いと入手できないこともあります。
異音はするけど一応回転するので、予備として保管しておこうと思ったらメーカーに送り返すひつようがあるとのことで手元に残すことが出来ませんでした。

まとめ

新しいサーマルファンは静かです。交換した効果は絶大です。
気になるお値段ですが、保証期間内とのことで今回は無料でした。
サポートに電話する手間があるものの、保証有無の確認ができただけでも電話する価値はありました。
今回の件で保証期間が切れる前に保証保守サービスの延長をしたくなりました。

関連ブログ

[ThinkPad] ノートPCのハードディスクをSSDに交換
夏に負けないパソコンのメンテナンス

以上、参考になれば幸いです。

2014年2月15日土曜日

[ThinkPad] ウィンドウの前後が勝手に入れ替わる

How to stop switching the active window
ThinkPadで非アクティブなウィンドウ(後ろ側に重なって表示されているアプリケーションの画面)が勝手に前面に移動するという現象が起こってます。
環境は次の通りです。
・ThinkPad E430
・Windows8 64bit (Windows8.1でも同じ症状が発生しました)

たとえばInternet Explorerを二つ立ち上げてるとして、ウィンドウが重なってるとします。
このまま画面を見ていると何の操作もしていないのに後ろのウィンドウが勝手に全面に出てくることがあります。

この現象が起きる条件や原因は今のところ不明です。
Adobe FlashをインストールしたFirefoxによく起こる現象のようですが、Firefox以外のアプリケーションでも発生するのでPC固有の問題だと思ってます。
閲覧中ならともかく、文字の入力中にバックグラウンドのアプリケーションが勝手に全面に出てくるととても不便です。

長いこと不便な思いをしましたが、タッチパッドを使用しない設定にしたら減少しました

※今回のThinkPadモデルは本体にタッチパッドを有効・無効に切替えるスイッチがありません。無効から有効に戻すには別売りのUSBマウスが必要ですのでご注意ください。

設定方法は次の通りです。
チャームから
設定 - コントロールパネル - ハードウェアとサウンド - マウス
を開き、UltraNavタブの
「タッチパッドを使用する」をオフにします
※この画面の「UltraNavアイコンをシステ・ムトレイに追加する」にチェックを入れておくとタスクトレイのアイコンから操作できる用になります。

設定変更前は予想できないタイミングでウィンドウの前後が勝手に入れ替わっていました。
設定を変更してからはPCを起動してから終了するまでに1~3回程度に減りました。

原因が分からないので完全になくす方法は分かりませんが、ThinkPadにプリインストールされているアプリケーションかデバイスドライバーに問題がありそうです。
Lenovo Auto Scroll Utiityなどをアンインストールしてみましたが変わりませんでした。

関連ブログ
[ThinkPad] ノートPCのハードディスクをSSDに交換
[BIOS] 起動しなくなったHP ProLiant ML115 G5が直った
[Windows] メモリーを増設したら起動しなくなった
[Windows] WindowsUpdateのキャッシュを削除して高速化

以上、参考になれば幸いです。

2013年7月22日月曜日

夏に負けないパソコンのメンテナンス

How to treat PCs on hot days
毎日暑い日が続き、パソコンにとっても過酷な季節が到来しました。
Mtkは自宅のパソコンが一夏で2回壊れた経験があります。熱で壊れたようなのですが、それ以来夏のPCの取扱いはトラウマです。
熱でPCが壊れないように長持ちさせるための取扱い方法をまとめてみました。
※クロックアップ(オーバーオクロック)など発熱量を上げる改造をしていないことが前提です。

ノートパソコン
ノートPCは冷気を下から吸い込んで横に廃熱する構造が多いです。
PCの電源を切って裏返すと冷却ファンの吸気口に埃が詰まっているかと思います。普段目に付きにくいので見落としがちです。
埃を放っておくとノートPCの廃熱効率が落ちてしまいます。
さらに放置しておくとノートPCの内部に埃がたまってしまいます。内部にたまった埃はPC本体を分解しないと除去できないので面倒です。
週に1回は埃を掃除機で掃除しましょう。
ノートPCを置いている机も雑巾がけしましょう。


デスクトップパソコン
デスクトップPCは前面から冷気を吸い込み、背面のファンから廃熱する構造が多いです。
PCの電源を切って前面も排気も掃除機で埃を吸い込みましょう。
(上の画像は背面ですが、前面も忘れずに)
ケースのカバーも外してみましょう。メインボードの上の大きなファンはCPUやグラフィックボードの冷却ファンです。
CPUファンは埃の巣窟なので掃除機やエアダスターなどで埃を除去しましょう

冷却用ファンから異音が聞こえたら寿命かもしれません。故障する前に交換しましょう。


省電力設定
WindowsはVista以降から電源プランの設定ができる様になりました。
コントロールパネル - ハードウエアとサウンド - 電源オプション
を開き省電力に設定するとCPUのアイドリング時間を稼ぎ発熱量が抑えられることがあります。
ただし、環境によっては オーディオ再生中にノイズが入る ことがあります。用途によっては向かないかもしれません。


他にも、ハードディスクを発熱量の少ないSSDに交換してみるのもいいかもしれません。

どんなに気を遣っても壊れるときは壊れるので定期的にハードディスクのデータをバックアップしておきましょう。

参考ブログ
[BIOS] 起動しなくなったHP ProLiant ML115 G5が直った
[Windows] メモリーを増設したら起動しなくなった
[Windows] WindowsUpdateのキャッシュを削除して高速化
[ThinkPad] ノートPCのハードディスクをSSDに交換
[Windows] オーディオ再生中にノイズが鳴る、途切れる

以上、参考になれば幸いです。

2013年2月23日土曜日

[ThinkPad] ThinkPad Edgeが起動しなくなった

How to fix the PC that does not boot
ThinkPad E430が突然起動しなくなりました。
症状は
電源を入れたあと「lenovo」のロゴが表示されずWindowsが起動しない
という内容です。
と思ったら、5分ほど放置すると起動します
起動するたびに長時間待たされてはたまりません。

次の操作で解消しました。
1.
「lenovo」のロゴが表示されたらF1キーを押してBIOSメニューを起動させます。

2.
StartUp - Boot
の画面で1番目をATA HDD0に変更します。
これで待たされることなく起動するようになりました。

今回の症状はポスト画面が表示されるまで時間がかかるという症状なのでBIOS設定の変更で解決しまし た。
いつまでたっても画面が表示されない場合はハードウェアの故障の可能性があるのでメーカーへの修理依頼をご検討ください。

以上、参考になれば幸いです。

2013年2月16日土曜日

[ThinkPad] ノートPCのハードディスクをSSDに交換する方法

How to change the HDD for the SSD.
ノートPCのハードディスクドライブ(以下、HDD)をSSDに交換しました。
ノートPCはlenovo ThinkPad Edge E430です。
選んだ理由は次の通りです。
・Windows8
・4コアCPU
・RAM8GB(最大16GB)
・重量2.15kg
・価格が6万円台(2013年1月当時)

ハードウェアを交換すると保証期間内でも保証が受けられなくなることがありますのでご了承ください

交換するSSDはノートPC内蔵のHDDと同じ2.5インチSATAです。


今はほとんど流通していませんが、IDE(パラレルATA)規格のSSDはE430と互換性がないので取り付けできません。
よく調べた上で購入することをお勧めします。

以下、交換手順です。

1.
回復ドライブを作成します
16GB以上のUSB接続のフラッシュメモリーかハードディスクを用意します。
コントロールパネル - アクションセンター - 回復
を実行し、フラッシュメモリーかハードディスクに回復ドライブを作成します。
画面には「8GB以上」と表示されますが、lenovoのサポートページには16GB以上と記載されているので16GBのフラッシュメモリーを使いました。
Microsoft Windows 8プリロードのLenovoシステムでリカバリーメディアを作成し、復元する方法
このブログを書いてる時点では、16GBのUSBフラッシュメモリーは900円程度です。紛失や故障に備え、余裕があれば2つ以上作っておくといいです。
回復ドライブの内容を破損してしまうとPCを回復できなくなる恐れがあるので、回復ドライブを作成したフラッシュメモリーはファイルを追記したり他の用途で使わないほうがいいと思います。

2.
ノートPCをシャットダウンして分解します
PCの分解・組立はサポートページからダウンロードできるPDFマニュアルに記載されています。
http://support.lenovo.com/ja_JP/feedback/contactsupport.page?
裏側カバーの3本のネジを外します。
3本とも裏側から止め輪で固定されていて紛失しないようになってます。
安物と侮っていたので驚きました。

3.
HDDを取り外してSSDに換装します
HDDをPC本体に固定している2本のネジを外し、手前に引っ張ると外れます。
HDDに4本のネジで固定されている金具を外し、SSDに取り付けます。

4.
ノートPCを元通りに組み立てます
カバーのチリが合わなくて苦労しました。

5.
回復ドライブを使ってリカバリーします
回復ドライブのUSBフラッシュメモリーをPCのUSB端子に接続します。
PCを起動し、ポスト画面でF12キーを押すとブートメニューが表示されるので回復ドライブから起動します。
詳しくはマニュアルをご覧下さい。

6.
SSDのファームウェアのバージョンを確認します。
多くのSSDのメーカーは最新のファームウェアをWebで公開しています。
このSSDのファームウェアのバージョンを調べたら更新が必要でした。


7.
取り外したHDDは現状維持する必要がなくなれば、外付け用ケースに組み立てバックアップ用に外付けHDDとして使おうと思います。

以上、参考になれば幸いです。