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はじめての映画館 – 恐るべきアンパンマンの癒しパワー

はじめての映画館 – 恐るべきアンパンマンの癒しパワー

うまい事何も予定がない日が月初だった、という事で思いつくのが「映画の日」
というわけで、早めに娘を保育園に迎えに行った帰りに
そのままワーナー・マイカルシネマズ茨木に寄ってみました。

・・・・イオンシネマ・・?
いつの間に名前が変わっとるんや・・・・

ちょうどアンパンマンの劇場版「とばせ!希望のハンカチ」を上映してたので
それをはじめての映画館となる娘と見ようという魂胆なわけです。

3歳になったばかりの娘は、前回プラネタリウム投影前にギブアップした、という
実績がありまして、「暗い閉鎖的空間」がどうも苦手な様子。
なので、今回の映画館も最悪上映前に出ることになるかもなあ、と思ってたのですよ。

チケットとジュースを買って、いざスクリーンのあるホールに入る。
一番乗りしたのがまず失敗だったのか、誰もいない暗い静かな空間に娘は
若干身体と表情を固くして「ここ出る。あっち行く。」と早速拒否(笑)

なんとかホールの外でなだめすかして、ロビーに戻らずに過ごす。
劇場版の最初はアンパンマンによる前説があるので、それが始まってしまえば
どうにかなるんじゃないか、と思ってひたすら機嫌を取る。

分厚いドアの向こうから、アンパンマンの声が聞こえ出したので
娘を抱えて、映画館内に強行突入。
「いやーーー、かえるーーー!」とバタバタ暴れてた娘ですが
シートに座らせて「ほらほらほら、アンパンマン!」と指さすと
急に静かになってスクリーンに集中しだす。
・・・・・・すげえ、アンパンマン。あんたヒーローだよマジで・・・・

さすがにクライマックスのバトルシーンでは音も大きくなるので
怖がって僕にしがみついてたのですけども、「出る!」とは言いませんでした。
最後の「おしまい」が出た瞬間、「出る。あっち行く。」と
そそくさと出ようとしてたので、やっぱり少し我慢してたのかな、と。

今回の劇場版、ゲスト声優は本仮屋ユイカちゃんでしたが
男の子の子象役という役柄をなかなかうまくこなしていました。
サンドウィッチマンの富澤氏演ずる、ザジズゼゾウ(おっさん象)も
ええ声でとてもマッチしておりました。

「どれだけ練習してもうまく出来ない」子象におっさん象は
「いっぱい練習すればいつか出来るようになる」と諭すのですけども
それがウザったくなって「もういい!」と心を閉ざす場面なんかは
自分の駆け出しの頃を思い出しちゃったりして少しホロリと来たり(笑)

おっさん象から逃げ出してアンパンマンの世界にやってきた子象ですけども、
みんなの手伝いする度に失敗をやらかし、みんなに
「大丈夫、練習すればいつかきっと・・・」と同じセリフを言われまくって
余計に追い詰められていく所も「ああわかるわかる」と娘そっちのけで
映画を楽しんでおりました(笑)

アンパンマンはそんな子象に
「僕も最初からうまく飛べたわけじゃない。明日はきっと、と思って繰り返しただけ」と
成功者ならではの余裕を見せるのがなかなかニクイ場面でした。

今回のお話は「希望」がテーマという事らしいんですけども
なかなか大人も楽しめるストーリーとなってました。
もちろん子供映画なので最後はハッピーエンドです(笑)

さて、次に連れて行った時は大丈夫かなあ・・・

About The Author

Gaku@管理人

1971.5月生まれ。 トラック乗りを経て2000年より「Good Fellows」として開業。Webを中心に電脳販促物を制作して現在に至る。今は動画制作・編集を真剣に勉強中。ギタリストとしても地味に関西ローカルで活動しています。50's-80'sまでの音楽、特にビートルズ以降のブリティッシュロックが大好きです。

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