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軽井沢ル・ボン・ヴィボン

吉祥寺へ行ってきました

先日、吉祥寺 Le Bon Vivant 時代の先輩のお店である
Da meo pataka(ダ・メオ・パタカ)の開業40周年記念パーティにご招待頂き
古巣の街へ行ってきました。

パタカは吉祥寺 Le Bon Vivant から最初に独立したお店です。
いつでも活気にあふれ、大盛況のお店。
多くのお客様から愛されている
気さくなオーナーの北原洋平氏は私達後進の目標とする大先輩。
そんなパタカの40周年。

あまり知られていない話ですが
恵比寿にある
90年代イタリアンブームの火付け役となった、あのイル・ボッカローネや
広尾の本格派イタリア料理のラ・ビスボッチャ
フレンチビストロのオー・バカナルなどを
次々と開業させたのも吉祥寺ルボンのOBです。
(現在は別の会社になっているものもあり)

私のいた時代以降にも
たくさんの後輩たちが独立してお店を営んでいます

共通して言えるのはそれぞれが「長く続くお店」であること。
お客様から愛され、街角に賑わいをもたらし
その町に必要不可欠な存在となっていく。
そういった空気をOBは皆、当たり前に身につけているので

なんていうんだろうか
お店を運営していくという事に対して気負いがなく自然で
お店のあり方に関しても認識が共通なので
「だよね~」って感じで、それぞれ場所が違うだけで同じ感覚で捉えている。
この和やかな雰囲気は昔から全然変わっていません。

大きな仕事をしているのに、それが普通だから特に目立とうともしない
大きな仕事をすれば、その分だけ大きなお客様に出会うという事を
皆知っているから謙虚なんです。

そんな人たち
だから居心地がいいんです。

中心にいるのが吉祥寺ルボンのオーナーであるトシさん。
我らが宇宙の始まり、ビッグバンのような存在
その左横が洋平さん。

今回の会場となったSome Timeさん
こちらは1975年開業、吉祥寺でもかなり老舗のジャズクラブの一つで
(ファンキー、アウトバックの次くらいだと思います)
こちらのグループも長い歴史があり、一つの時代を作った
吉祥寺の街の魅力を語る上では、とても重要な存在です。
創業者の野口伊織氏は吉祥寺ルボンのオーナーの高橋(トシさん)や北原氏とも懇意で
吉祥寺の良き時代を彩った重要な人物です。

そういうお店で行われた会であることも
私達にとって重要な意味があるように感じます。

そんな中で、私なんかが「黄金メンバー」と呼ばれてしまったりで
なんとも身に余る光栄ではありますが
奢らず、名に相応しい者になれるよう、これからも精進して参ります。

吉祥寺には一つの独立国家みたいな温かさや包容感があって
遠く離れた軽井沢の地にいても
その親密さにはいつも救われています。
ここが私のバックボーン。

洋平さん
今回はお誘いいただきありがとうございました。
その気配りを見習い
先輩の大きな背中を追いかけて
私達も一歩でも近づけるよう、日々仕事に励んでいきます。

オリジナルデザインのチロルチョコ

しかしみんな涙もろくなったなぁ
泣いて笑って
本当にいい時間でした。
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