たった今、朝からずっと、仕事や家事の合間を見つけては、コツコツ文字おこししてた、58分の動画のうちの40分ぶんの文章が、パソコンの操作ミスで消えてしもた
ただ今、か~な~り~落ち込み中……
今からもう一度、始めからやり直すエネルギーは無いので、あとひとつ、書いておきたかった記事を、代わりにここに載せようと思う。
ああ、それにしても残念無念……。
この記事の内容は、コラムニストであるペセック氏個人の見解であるのやけども、全く見事に、わたしが考えてることと重なってるので、ぜひ残しておきたいと思た。
『安倍晋三は、福島原発の処理は万事順調だと装う、3人目の首相となった』
この言葉はまさに、日本の悲劇を表してると思う。
福島原発の現実、被災地の現実、放射能汚染の現実を、経済やの外交やの軍事やの条約やのオリンピックやの憲法改正やの、
ほんまはせなあかんことをまるで実行せんと、無視し続けてる姿は、外の人間から見ると奇怪とさえ思える。
大平洋に流れ込んでる大量の汚染水は、可視化できるほどの勢いで、この2年間、毎日毎時毎分毎秒、地球の海を汚し続けてる。
もしも、原発事故が起きたのが、隣のよその国で、その国が2年以上経っても、恐ろしい放射線量の汚染水を海にダダ漏れさせてるとしたら、
日本政府のみならず、漁業に携わってる人はもちろん、一般の市民でさえ、ええ加減にせんか!と大騒ぎになってるんちゃうのか。
この汚染は、日本の太平洋側沿岸が困ったことになる、というような規模ではないことは明らかで、
そろそろ限界がきてる世界は、ペセック氏の言葉を借りて言えば、「全く回避可能な大惨事について、日本の言い分を2度も認めることはない」とわたしも思う。
日本が、ここまで地球に対して無責任な国やとは、今でも信じられへんのやけど、
日本は独立国であるというけったいな意地から、解決不可能で対処の仕様が無いくせに、世界からの援助を拒み続けてる愚行を、なんとかしてやめさせなあかん。
ペセック氏の6つの提案を、被災地以外で暮らす大人らが団結して訴える。
それがまずは、基本的人権を踏みにじられてる人たちを救うための第一歩になると思う。
原発の廃炉。
被害の規模を評価する独立監査人を、海外から招致。
周辺地域が、数十年間にわたり、居住や漁業、農業には、安全でない可能性を認める。
革新的な解決策を、世界中で模索。
原子力村の解体。
多額の汚染対策費用について、日本国民に真実を伝える。
原発事故の数日後、命をかけてヘリコプターから放水をした自衛隊の方々。
あの放水には、事故処理に対しても、放射線量を下げるということに対しても、ほとんど、いや、全く意味が無かったのやけど、
なんであんなことをすることになったかという理由が、それはもう、どないもこないもアホらしく、腹立たしいもんやった。
日本政府の本気度を示すため、
日本は独立国として、こういう事故にも対処できるというかっこつけ、
事故が起こっても大丈夫というパフォーマンス、などなど。
意味の無いことに命をかけさせられた隊員やその家族は、もしあの時、万が一のことがあったら、どこにその怒りをぶつけたらええのか。
国策というけど、そこには策なんかなんにも無い。
こんな危険極まりないものを運転する限り、重大事故の想定や、事故後の対処の仕方については、徹底的に、十分過ぎるほどに、ありとあらゆる手段を用意しとくべきやし、
事の次第によっては、速やかに、海外への救援要請を出すようになってなあかんはず。
うちは大丈夫やから。
そんな愚かなミエ張りのために、いったい何人の、原発作業員や社員の人たちが、健康を害されながら対処に当たってるのか。
原発動かさな値上げ。
廃炉にしても値上げ。
そうやってまた、やくざの脅しみたいな文句を、新聞はなんの意見もなく垂れ流す。
人をなめんのもええ加減にせい!
安倍首相の歴史的評価、鍵は経済より原発事故対応-ペセック氏
【Bloomberg(ブルームバーグ)ニュース】2013年8月13日
アベノミクスは忘れよう。
日本の外交・軍事面での影響力を、再び高めるための取り組みも、無視すべきだ。
>安倍晋三首相の歴史的評価は、チェルノブイリ事故以来、最悪の原子力発電所危機を収拾するために、
何を実行したか、何をしなかったかという、その一点で決まる。
驚かされるのは、2011年3月の、福島第一原子力発電所のメルトダウン(炉心溶融)事故以降、日本のリーダーの関心がいかに薄れたか、ということだ。
菅直人元首相や野田佳彦前首相は、東京から217キロの距離にある福島原発の放射能漏れや、使用済み核燃料棒を、事実上無視していた。
昨年12月に就任した安倍首相も、福島原発の処理は万事順調だと装う、3人目の首相となった。
そうした中で、現実が先週、不都合な形で、再び表面化した。
放射能に汚染された地下水が、太平洋に流れ込んでいる証拠が相次ぎ、安倍首相は、東京電力に、問題の収拾を一任しないことを、認めざるを得なくなった。
国際的な圧力を受け、首相は、流出に歯止めをかけるため、政府が、速やかに多面的なアプローチを確実に取る、と言明した。
安倍首相の本気度を疑うのは申し訳ないが、提案された改善措置は、大ざっぱで、地下水凍結という方法は不十分だろうと、科学者は懸念している。
原子力の規制当局は、北アジアを汚染する原子炉を廃炉にすることよりも、運転再開にまだ集中しているようだ。
東電は、もっと悪いものを垂れ流しながら、真っ赤なうそを言っている。
にもかかわらず東電は、国有化されていないし、役員陣は職にとどまったままだ。
体制順応起因の人災
だが、私が本当に心配なのは、こうしたことではない。
日本の当局は、福島が、「どのようにして」チェルノブイリと同義語になったのか、という問題で行き詰まり、
「なぜ」発生したのかや、世界にとってそれが「何を」意味するのかを、考えていない点が心配なのだ。
福島の事故は、日本株式会社の、体制順応的な傾向に起因する人災で、回避可能だった。
東電は、安全性の記録をごまかし、数千万人の命を危険にさらした。
腐って危険な、こんなシステムを増殖させるのは、「原子力村」だ。
電力会社と規制当局、官僚、原子力産業を擁護する研究者との癒着によって、東電は長年、怠慢に対して、何の罰も受けないで済んでいた。
こんな関係やカネ、メディアへの影響力に裏打ちされた東電は、この2年半にわたり、放射能汚染データをごまかし続けてきた。
東電の汚染水対策を、政府がようやく代行することになっても、大したことではない。
現実を見詰めよ
日本政府は、今こそ現実を見詰め、以下の6つを実行すべきだ。
まず、
原発の廃炉。
被害の規模を評価する独立監査人を、海外から招致。
周辺地域が、数十年間にわたり、居住や漁業、農業には、安全でない可能性を認めること。
革新的な解決策を、世界中で模索。
原子力村の解体。
多額の汚染対策費用について、日本国民に真実を伝えること。
こうすることで、世界にとって「何」を意味するか、という問題に行き着く。
国際舞台では、福島は、ますます日本の不名誉になりつつある。
放射性物質は、クロマグロから検出されている。
日本からロシアに輸出された中古車や、自動車部品は言うまでもない。
もう一度大地震に見舞われれば、福島に再び被害が出て、東京が開催を希望する、2020年の夏季五輪までに、さらに原子炉が打撃を受ける恐れがある。
世界は、全く回避可能な大惨事について、日本の言い分を、2度も認めることはない。
アナリストは、安倍首相による、日本の財政健全化に向けた取り組みを評価しているが、
後世の人々は、東電と原子力村が作った惨事の後始末をしたかどうかで、首相の手腕を判断するだろう。
(ウィリアム・ペセック)
(ペセック氏は、ブルームバーグ・ビューのコラムニストです。コラムの内容は同氏自身の見解です)
原題:Fukushima Replaces Economy as Abe’s Legacy Issue: WilliamPesek(抜粋)
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Nisid Hajarinhajari@bloomberg.net
ただ今、か~な~り~落ち込み中……
今からもう一度、始めからやり直すエネルギーは無いので、あとひとつ、書いておきたかった記事を、代わりにここに載せようと思う。
ああ、それにしても残念無念……。
この記事の内容は、コラムニストであるペセック氏個人の見解であるのやけども、全く見事に、わたしが考えてることと重なってるので、ぜひ残しておきたいと思た。
『安倍晋三は、福島原発の処理は万事順調だと装う、3人目の首相となった』
この言葉はまさに、日本の悲劇を表してると思う。
福島原発の現実、被災地の現実、放射能汚染の現実を、経済やの外交やの軍事やの条約やのオリンピックやの憲法改正やの、
ほんまはせなあかんことをまるで実行せんと、無視し続けてる姿は、外の人間から見ると奇怪とさえ思える。
大平洋に流れ込んでる大量の汚染水は、可視化できるほどの勢いで、この2年間、毎日毎時毎分毎秒、地球の海を汚し続けてる。
もしも、原発事故が起きたのが、隣のよその国で、その国が2年以上経っても、恐ろしい放射線量の汚染水を海にダダ漏れさせてるとしたら、
日本政府のみならず、漁業に携わってる人はもちろん、一般の市民でさえ、ええ加減にせんか!と大騒ぎになってるんちゃうのか。
この汚染は、日本の太平洋側沿岸が困ったことになる、というような規模ではないことは明らかで、
そろそろ限界がきてる世界は、ペセック氏の言葉を借りて言えば、「全く回避可能な大惨事について、日本の言い分を2度も認めることはない」とわたしも思う。
日本が、ここまで地球に対して無責任な国やとは、今でも信じられへんのやけど、
日本は独立国であるというけったいな意地から、解決不可能で対処の仕様が無いくせに、世界からの援助を拒み続けてる愚行を、なんとかしてやめさせなあかん。
ペセック氏の6つの提案を、被災地以外で暮らす大人らが団結して訴える。
それがまずは、基本的人権を踏みにじられてる人たちを救うための第一歩になると思う。
原発の廃炉。
被害の規模を評価する独立監査人を、海外から招致。
周辺地域が、数十年間にわたり、居住や漁業、農業には、安全でない可能性を認める。
革新的な解決策を、世界中で模索。
原子力村の解体。
多額の汚染対策費用について、日本国民に真実を伝える。
原発事故の数日後、命をかけてヘリコプターから放水をした自衛隊の方々。
あの放水には、事故処理に対しても、放射線量を下げるということに対しても、ほとんど、いや、全く意味が無かったのやけど、
なんであんなことをすることになったかという理由が、それはもう、どないもこないもアホらしく、腹立たしいもんやった。
日本政府の本気度を示すため、
日本は独立国として、こういう事故にも対処できるというかっこつけ、
事故が起こっても大丈夫というパフォーマンス、などなど。
意味の無いことに命をかけさせられた隊員やその家族は、もしあの時、万が一のことがあったら、どこにその怒りをぶつけたらええのか。
国策というけど、そこには策なんかなんにも無い。
こんな危険極まりないものを運転する限り、重大事故の想定や、事故後の対処の仕方については、徹底的に、十分過ぎるほどに、ありとあらゆる手段を用意しとくべきやし、
事の次第によっては、速やかに、海外への救援要請を出すようになってなあかんはず。
うちは大丈夫やから。
そんな愚かなミエ張りのために、いったい何人の、原発作業員や社員の人たちが、健康を害されながら対処に当たってるのか。
原発動かさな値上げ。
廃炉にしても値上げ。
そうやってまた、やくざの脅しみたいな文句を、新聞はなんの意見もなく垂れ流す。
人をなめんのもええ加減にせい!
安倍首相の歴史的評価、鍵は経済より原発事故対応-ペセック氏
【Bloomberg(ブルームバーグ)ニュース】2013年8月13日
アベノミクスは忘れよう。
日本の外交・軍事面での影響力を、再び高めるための取り組みも、無視すべきだ。
>安倍晋三首相の歴史的評価は、チェルノブイリ事故以来、最悪の原子力発電所危機を収拾するために、
何を実行したか、何をしなかったかという、その一点で決まる。
驚かされるのは、2011年3月の、福島第一原子力発電所のメルトダウン(炉心溶融)事故以降、日本のリーダーの関心がいかに薄れたか、ということだ。
菅直人元首相や野田佳彦前首相は、東京から217キロの距離にある福島原発の放射能漏れや、使用済み核燃料棒を、事実上無視していた。
昨年12月に就任した安倍首相も、福島原発の処理は万事順調だと装う、3人目の首相となった。
そうした中で、現実が先週、不都合な形で、再び表面化した。
放射能に汚染された地下水が、太平洋に流れ込んでいる証拠が相次ぎ、安倍首相は、東京電力に、問題の収拾を一任しないことを、認めざるを得なくなった。
国際的な圧力を受け、首相は、流出に歯止めをかけるため、政府が、速やかに多面的なアプローチを確実に取る、と言明した。
安倍首相の本気度を疑うのは申し訳ないが、提案された改善措置は、大ざっぱで、地下水凍結という方法は不十分だろうと、科学者は懸念している。
原子力の規制当局は、北アジアを汚染する原子炉を廃炉にすることよりも、運転再開にまだ集中しているようだ。
東電は、もっと悪いものを垂れ流しながら、真っ赤なうそを言っている。
にもかかわらず東電は、国有化されていないし、役員陣は職にとどまったままだ。
体制順応起因の人災
だが、私が本当に心配なのは、こうしたことではない。
日本の当局は、福島が、「どのようにして」チェルノブイリと同義語になったのか、という問題で行き詰まり、
「なぜ」発生したのかや、世界にとってそれが「何を」意味するのかを、考えていない点が心配なのだ。
福島の事故は、日本株式会社の、体制順応的な傾向に起因する人災で、回避可能だった。
東電は、安全性の記録をごまかし、数千万人の命を危険にさらした。
腐って危険な、こんなシステムを増殖させるのは、「原子力村」だ。
電力会社と規制当局、官僚、原子力産業を擁護する研究者との癒着によって、東電は長年、怠慢に対して、何の罰も受けないで済んでいた。
こんな関係やカネ、メディアへの影響力に裏打ちされた東電は、この2年半にわたり、放射能汚染データをごまかし続けてきた。
東電の汚染水対策を、政府がようやく代行することになっても、大したことではない。
現実を見詰めよ
日本政府は、今こそ現実を見詰め、以下の6つを実行すべきだ。
まず、
原発の廃炉。
被害の規模を評価する独立監査人を、海外から招致。
周辺地域が、数十年間にわたり、居住や漁業、農業には、安全でない可能性を認めること。
革新的な解決策を、世界中で模索。
原子力村の解体。
多額の汚染対策費用について、日本国民に真実を伝えること。
こうすることで、世界にとって「何」を意味するか、という問題に行き着く。
国際舞台では、福島は、ますます日本の不名誉になりつつある。
放射性物質は、クロマグロから検出されている。
日本からロシアに輸出された中古車や、自動車部品は言うまでもない。
もう一度大地震に見舞われれば、福島に再び被害が出て、東京が開催を希望する、2020年の夏季五輪までに、さらに原子炉が打撃を受ける恐れがある。
世界は、全く回避可能な大惨事について、日本の言い分を、2度も認めることはない。
アナリストは、安倍首相による、日本の財政健全化に向けた取り組みを評価しているが、
後世の人々は、東電と原子力村が作った惨事の後始末をしたかどうかで、首相の手腕を判断するだろう。
(ウィリアム・ペセック)
(ペセック氏は、ブルームバーグ・ビューのコラムニストです。コラムの内容は同氏自身の見解です)
原題:Fukushima Replaces Economy as Abe’s Legacy Issue: WilliamPesek(抜粋)
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Nisid Hajarinhajari@bloomberg.net