このニュースは一週間前のものです。
読みながら、100トンだの、高濃度汚染だの、2億3000万ベクレルだのという言葉に、なんの驚きも感じなくなってしまっている自分が恐ろしくなりました。
それにしてもこの、3年間に及ぶどうしようもない事態の連続は、この先いったいどうなっていくのでしょう。
ほんの少しでも、改善というものが望めるのでしょうか。
そんな方法や能力が、人間にあるのでしょうか。
なにより、この電力会社に、今後も任せておいていいのでしょうか。
これらのことは、それこそこの3年もの間、毎日毎日考えてきたことです。
わたしのような者でさえ考えるのですから、専門としている方々は、もっともっと考えておられるのでしょう。
とにかく、下記の東京新聞の記事の内容を読む限り、誤って◯◯し過ぎた、◯◯しなかったことが原因であり、
その結果、もたらされたものは、夥しい汚染であり、それはもう、止めようのない、増え続けるだけのものなのに、
けれども海には流れているはずはないと考えている、と言い切ることができるほどの能天気者と無責任者に、
このカオスからの救出を、一手に担わせているのですよ、日本政府は、今だに……。
現場で、文字通り命を削り、犠牲を払いながら作業をしてくださっている方々の生活環境は、少しもマシにならないままに時が過ぎ、
こぎれいな部屋の中で、現場から上がってくる悲鳴を右から左へ聞き流し、何一つ改善しようともしない役員や役人たちは、のうのうと暮らしています。
そして、児童や妊婦の疎開は、今だに始まってもいません……。
こういうニュースを読むたびに、これからあと何日、何週間、何ヵ月、何年、何十年、こんな最低最悪なことが続いていくのかと、本当に心が重くなります。
それと同時に、だからこそ、今、3年も経ってしまった今、この腐った流れと仕方が無いという観念の連鎖を断ち切り、進む方向を変えなければなりません。
わたしたち大人の手と足と、そして心で。
高濃度汚染水100トン漏れ タンク弁開きっぱなし
【東京新聞】2014年2月20日
東京電力は20日、福島第一原発で原子炉を冷却した後の水を貯蔵するボルト締め型タンクの上部から約100トンの処理水が漏れ、周辺敷地に流れ出したと発表した。処理水には1リットル当たり2億ベクレル超と超高濃度の放射性ストロンチウムなどが含まれていた。閉まっているはずのタンクの弁が開きっぱなしになっており、誤って水を入れすぎたのが原因とみられる。
高濃度の処理水漏れ事故は、昨年4月に止水性能が劣る地下貯水池(漏れ量は不明)で発生。さらに8月にタンク底板の接ぎ目の止水材がずれて300トン、10月にはタンクが傾いているのに水を入れすぎて0.4トンが漏れた。
東電によると、19日午後11時25分ごろ、巡回中だった下請け企業の作業員が4号機の西側にあるタンク群の一基で、天板の接ぎ目付近から水漏れしているのを見つけた。
発見の9時間半ほど前には、タンクの水位計がほぼ満水を知らせる警報を発していた。
この時点ではタンク周辺に水漏れなどの異常は見つからなかったため、東電は現場で実際の水位を確認しないまま水位計の故障と判断し、特段の対策は取らなかったという。
しかし、実際にはタンクに取り付けられた処理水を受け入れるための二つの弁が開きっぱなしになっており、水位はさらに上昇し、遅くとも深夜には処理水があふれ出すレベルに達していた。
タンク群の周囲には、コンクリート製の堰(せき)があり、処理水は食い止められるはずだった。しかし、タンクには、天板に降った雨を堰の外に直接排出する雨どいが取り付けられており、これが裏目となって処理水が敷地へ大量漏出した。東電は「近くには排水溝がなく、海への流出はないと考えている」と強調している。
そして、この記事の件についての、詳しい状況説明が、東電の臨時記者会見でありました。
その時の内容を、きーこさんが文字起こししてくださいましたので、ここに併記させていただきます。
↓以下、転載はじめ
「全ベータ2億3000万ベクレル/リットルが100トンこぼれました」東京電力臨時記者会見2/20(文字起こし)
東電の言い分で
およそ、全ベータ2億3000万ベクレル/リットル
セシウム合計1万3100ベクレル/リットル
コバルト、マンガン、アンチモン合計7200ベクレル/リットル
トリチウムの測定はしていないので、不明
の超汚染水が100トン堰の外にこぼれた。でも海へは出ていない。
東電の言い分ですから、漏れた量も、どこまで本当かは分からない。
2014年2月20日 東京電力臨時記者会見
http://www.tepco.co.jp/tepconews/library/movie-01j.htmlより
原子力立地本部長 尾野
福島第一原子力発電所のH6エリアタンク天板部から、漏えいが発生しまして、その事に対してご説明申し上げたいというふうに考えております。
まず、現在、漏えい水の量というのは、堰外に漏えいした量が、およそ100トンというふうに考えております。
現在、回収作業を進めているというところであります。
また、漏えい自体は、現在すでに停止しているという状況にございます。
それから二点目ですが、漏えいしている範囲、場所について、現状を確認している限りにおきましては、
近くに排水路等もなく、海からも遠い場所という事もございますので、
海への流出は無いというふうに考えてございます。
さらにですね、現在、漏えい水の回収、周辺土壌の回収作業を行っているところで、
図面などを用いてご説明するのがよろしいかと思います。
4ページめをご覧ください。
マップが書いてございますが、当該の場所は、黄色い丸が付いてございます、H6と書いてあるところ。
黄色い丸印のタンクでございます。
このタンクから、天板付近からオーバーフローする形で、漏えいが発生していたということでございます。
5ページめに、漏えいしている付近の範囲の状況、写真など示してございますが、
5ページめは、H6エリアの拡大図ですけれども、矢印のついている先が、漏えいが確認されたタンクです。
そこから水色で示した所に、現在水があるという状況であります。
この周囲の状況などを確認して、溜まっている水については、回収作業を進めているところ。
また、土壌の部分についても、回収作業を進めているところです。
6ページめに、系統図が書いてございます。
漏えいが発生した当時、どのような処置が行われていたのか?ということでございます。
上の方に「RO処理装置」「RO濃縮塩水」という様な、四角が書いてありまして、
その次に「丸P」と書いてあるところがあります。
これがポンプです。
で、ROから、下の方に「Eエリア」と書いてありますが、
「Eエリア」のタンクの方に、水を移送していくという様な作業が行われていました。
丸Pと書いてあるポンプから水を送りだして、矢印に沿って下の方に送られていって、Eエリアに至ると言うのが、本来の予定という事でございます。
ところが何故か、H6エリアの赤丸が付いているタンク、これが当該のタンクですが、
このタンクの方に水が入りまして、オーバーフローしたという状況であります。
このタンクに至ります、バルブの状況を確認しました。
ポンプからくる経路に対して、三つのバルブがございまして、
その三つのバルブのうち、ふたつのバルブが開いていて、一つのバルブが閉まっていた、という事が分かってございます。
三つのバルブがございまして、漏えいが起こった後、状況確認した際に、二つが開いていて一つが閉まっていたという事で、
開いていたバルブを閉じた事によって、そちらへの移送が止まったという状況があります。
ただし、最初のバルブが閉まっている事で、当該タンクに水が供給されたという事は、
これは、なんらか一番頭のバルブに、故障などが生じている可能性があります。
それについては、今後調査を進めてまいります。
戻りまして、2ページめ「概要」と書いてございますけれども、全体の流れをもう一度おさらいします。
2月19日午後11時25分頃、タンクエリアパトロールにおきまして、
H6エリアに設置されている、RO処理水を保有するタンクの上部より水が漏えいしていることを、協力企業作業員さんが発見しました。
現場を確認した結果、タンク上部天板部のフランジ部より、水が漏えいしており、上部天板部から漏えいした水は、雨どいを伝って堰外に出ている、という事を確認しております。
現場確認の結果、当該タンクの受け入れ弁2箇所が、開状態となっていたことから、当該弁を全閉にしたことで、漏えい量が減少。
その後、当該タンクの水位を下げた事で、2月20日午前5時40分に、漏えい停止を確認ということであります。
ここで言います「当該タンクの水位を下げたこと」というのは、どういうことかといいますと、
6ページに戻りまして、赤丸が付いている当該タンクの後ろに、4つ一連のタンクが付いているかと思います。
この一連のタンクとの間は、バルブが付いてまして、バルブが閉まった状態で連結が切ってある、という状態になっています。
この連結バブルを開ける事で、当該タンクに入っている水を、他のタンクの方に「受け持ってもらう」という形にする事で、当該タンクの水位を下げております。
この様な事をする事によって、漏えいが停止しているという事を確認しております。
なお、滴下した箇所につきましては、ビニールで養生し、漏えい水を受けた状態という事であります。
本日(2月20日)午前0時43分に法令に基づく届け出、ということをさせていただいています。
本日(2月20日)午前0時43分に核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第 62条の3に基づき制定された、東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及 び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第12号「発電用原子炉施設の故障その他の不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等(気体状のものを除く)が管理区域内で漏えいしたとき。」に該当すると判断。
ちなみに漏えい量ですが、先ほど申し上げた通り約100トンが、堰外に漏えいしたというふうに考えております。
漏えい水の回収、及び漏えい個所の土壌回収作業は、既に開始しているところです
先ほど申し上げた通り、漏えい範囲を確認したところ、海への流出は無いと考えています。
時系列(文字起こし略)
この間の経緯で、先日の14時からという事でございますが、
水位計のデータが、7ページについているので、それをご覧いただきたいと思います。
これを見ていきますと、青い線で書いてあるのが、水位のデータであります。
大体100%近辺のところ、97.9%と書いてありますが、こちらで、一定でずっと水位が維持されていた。
これは、当該タンクです。
ところが、14時58分と書いてありますが、この手前で水位がやや上がって、ここで、アナイシレーター?が出ているという事で、
先ほど申し上げた通り、周辺の確認、作業の確認、現場周りの確認、という事に動き出したという事であります。
ところがですね、これを見ていきますと、15時手前ぐらいから、水位計が下にポンと落ちて、
※印が書いてありますが、落ちてしまっているという事です。
この落ちてしまっているという事に対して、本来あり得ないような動きであるという事と、
それから、ハンシング?が激しく出ているという事で、
「これは水位計が故障したんであろう」というふうに考えています。
ですので、なにか水位計に異常が起こって、水位計が正しい値を出さなくなっているというような状況であるということが、※印のところからみてとれます。
従って、これはなにか、水位計の側に故障が起こっている状況ではないかと。
ただし、念のため、現場なんかもみていて、現場では特に異常はなかったという事で、
えー、昼間の15時、16時当たりの段階が、過ぎている様な状況であります。
その後、23時の段階のパトロールで気付いた、という様な事であります。
9ページめに、天板のところから雨どいを伝った、という事でご説明しましたが、
天板のまわりに雨どいを設置していましたので、その雨どいを伝って堰の外側に出てきた、という状況を示しています。
後から1枚ほど、写真をお配りしていると思いますが、そちらの方と6ページを、並べてご覧いただきたいと思います。
6ページのところ、当該のタンクの前に、三つのバルブがあります。
現場を見に行った時に、その三つのバルブがどうであったか、ということを示したものです。
写真の並びと、このバルブの並びは、同じというふうに思って下さい。
若干写りが悪くて見にくいかもしれませんが、一番左側のものが写りがいいので、これで説明したいと思います。
これは、閉まっているバルブです。
(一番左の写真)
これを見ますと、バルブを動かすための軸が、金属色で飛び出しているのがわかると思います。
ここのところに、バルブを開閉するためのハンドルをつけて、そして、ハンドルを動かすことによってバルブを開け閉めする、というものでございます。
で、この金属をよく見ると、四角い囲いがしていて、長手方向が横を向いているというのがお分かり頂けるんじゃないかと思います。
この状態が、バルブが閉まっている状態です。
この金属の四角い部分が、長手方向が流れの向き、配管の向きになっている状態だと、バルブが空いている状態という事です。
一番左の写真を見ますと、わかりにくいんですが、これが、長手方向が配管に対して直角になっていますので、このバルブは閉まっている、という事であります。
一方ですね、となりの二つの写真、こちらの方は、印刷の関係で見にくいところがありますが、
「開いている」、というような状態になっておりました。
従いまして、本来であれば、一番頭のバルブが閉まっている訳ですから、この経路に水が流れる筈がないんですけれども、
実際に、この経路を流れないと、このCに入りませんから、ここに水が流れていたと。
流れた理由というのは、先ほど申し上げた通り、「その上流にあるポンプを動かした事による」という事でありますので、
えー、なんらか、この写真で言いますと、一番左の閉まっているバブルが、
バルブの開閉軸の位置からすると、「閉」の位置にあるんですけれども、
なんらかここに故障があるのではないか、というふうに考えて調べているところであります。
現状、以上のようなところまで分かってございますが、引き続き、現場の対応と調査を進めているところですので、
さらに整理できたところが出来たら、情報を提供したいと思っております。
私からは、まずは以上でございます。
ーーー
最初の説明で、尾野さんは、8ページに関してスル―しました。
質問部分から、8ページの内容サンプリング結果に関して、書き出します。
読売新聞:
・そもそも二つの弁はなぜ開いていたのか?
・雨どいから検出された濃度と、1月にタンク内の濃縮水の濃度を比べた時に、桁違いに高いんですけど、雨どいの方がですね。これはどういうふうに見たらいいのか?
尾野:
当該のタンクの手前にある3つのバルブですけど、本来どういう状態にあるべきか?という事で言いますと、
本来は3つとも閉まっている、というのが通常の状態です。
しかしながら、現場を確認したら、3つのうちの2つが開いていたという事であります。
このバルブが最後に操作されたのが何時であって、その時どういう状況にしたか。
その後、このバルブを触るような作業等があったかどうかについては、現在確認をしているところでございます。
ですので、ご質問にお答えするとするならば、本来は閉まっているべきものです。
ただし、この二つが開いていても、一番頭のバルブが閉まっている状態では、水が流れないはずなんですが、
それが流れているという事から、この1個目のバブルにも、なにか機能的な障害が生じている可能性がある、という事でしらべます。
もうひとつの濃度の話ですが、濃度の話は、これは測定したものを示させていただいているという事で、
H6エリアの雨どいの水というのは、タンクの中の水がオーバーフローして出てきたものを、直接殆ど薄まっていない状態で測っていると見ていますので、
濃度が高いという事ではないかと思っております。
読売新聞:
濃度なんですけど、これは雨どいを通っているから、雨どいの中が汚れているから、とかそういう事?
尾野:
そういう捉え方では無くて、タンク内に入っている水そのものが汚れていますから、
オーバーフローしてきたものが雨どいを伝って来たとするならば、
それは、タンク内の水の素性に近いものが出るだろうという事で、濃度が高いという事だと思います。
読売新聞:
そうなった時に、1月の数字に比べて高いというのは?
尾野:
これは、淡水化処理装置の濃縮装置の出口という事ですので、これは要は、今現在、淡水化装置から出ている水ということで、
このタンクに入れた水というのは、このタンクが設置された時に、かなり昔の水ですから、
あの、その間の処理の過程が違っていますから、水そのものは、最近の水は、少しキレイ目だという事です。
読売新聞:
じゃあ、過去のものが蓄積されているからという、そういう理解でいいですか?
尾野:
当該のタンクに入れた水そのものを測っているものではありませんから、参考という。
テレビ朝日 松井:
雨どいの汚染水の濃度ですが、改めて、テレビなので、尾野さんの口の方から、全ベータで濃度はいくつだったのか、教えていただけますか?
尾野:
雨どいの水の濃度でございますけれども、
全ベータで言いますと2.3×10の8乗ベクレル/リットルということで、高い濃度のものでございますと。
松井:
あの、わかりやすく何万とか何億とか言っていただけますでしょうか?
尾野:
え……8乗ですから……ちょっとお待ちください。
いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん、ひゃくまん……、
え、2億3000万ベクレル/リットルということでございます。
松井:
ありがとうございます。
これをベータ換算で、ストロンチウム換算を単純に、「基準の何倍」というような言い方をしてもいいんでしょうか?
「その場合はいくつ」という様な表現が、東京電力としては考えられますか?
尾野:
これはちょっとあの、なかなか申し上げにくいかと思いますけれども、
いわゆる、ストロンチウムの敷地境界外での基準濃度というのはございますけれども、
この水自身がまだ、敷地境界の外に出ているとか、そういうものではございませんので、
ま、中にあるものをそれと比べて何倍、というふうに申し上げるのは、必ずしも正確なものではないかと思っております。
あの、計算していただければわかると思います。
比率自身は、計算すれば出ますが、そういう使い方がいいのかどうかという事はありますので、
この場では、回答は差し控えさせてもらいたいと思います。
松井:
こちらの方で、各報道機関で、仮に外の海に流す量の基準と比較した場合に、という事で、中にあって出ていないという訳ですから、そういう比較でいう場合には構わないと。
尾野:
それは、一般的に公表されている数字の使い方の問題ですから、その使い方が適切かどうかも含めて、という事になろうかと思いますので、
松井:
尾野さんは、全ベータとストロンチウムの場合は、半分で計算するとおっしゃっていたと思うんですが、それでよろしいですか?
尾野:
およそということでいいますと、その位という事でございますけど、
勿論増減等もございますから、厳密ではありませんが、およそそれぐらいという事であります。
松井:
およそ半分でという事ですね、わかりました。
フリーランス 村上:
ここに溜まっている水というのは、いっぺんサリーにかけているんですよね、最初の段階で。
サリーで処理している訳ですよね?
その割に、セシウムの134とかの濃度が、ものすごく高い気がするんですが。
尾野:
そうですね。
あのー、サリ―にかけてございまして、それによってセシウムが減ってございますけど、
もともとの、そのー……タービン建屋の地下に入っていたセシウム濃度というのは、もっとはるかに高い値でしたから、
サリ―、キュリオンで、4桁ぐらい落ちた状態でこれ位という事かと思います。
ー追記ー
2月23日になって(3日経ってから)
「やっぱり側溝にも、2億3000万ベクレルの漏えい水が溜まっていました」と
ホームページ上で、「続報5」として何気なく報告していますので、追記します。
H6エリアタンク上部からの水の漏えいについて(続報5)
平成26年2月23日 東京電力株式会社
2月19日に確認された、H6エリアタンク上部からの水の漏えいに関する続報です。
漏えい範囲の確認結果については、既にお知らせしておりますが、淡水化装置エリア(蒸発濃縮装置用タンク設置エリア)の東側から南側にかけての側溝(長さ約55m×幅約30cm×深さ約30cm)にも漏えい水が溜まっていたことを確認しておりましたので、漏えい範囲を訂正させていただきます。
側溝は閉塞されており、他箇所への流出は確認されておりません。
なお、当該箇所の漏えい水については、2月21日に、バキューム車により回収しております。
以上
ーーーー追記ここまでーーーー
↑以上、転載おわり
読みながら、100トンだの、高濃度汚染だの、2億3000万ベクレルだのという言葉に、なんの驚きも感じなくなってしまっている自分が恐ろしくなりました。
それにしてもこの、3年間に及ぶどうしようもない事態の連続は、この先いったいどうなっていくのでしょう。
ほんの少しでも、改善というものが望めるのでしょうか。
そんな方法や能力が、人間にあるのでしょうか。
なにより、この電力会社に、今後も任せておいていいのでしょうか。
これらのことは、それこそこの3年もの間、毎日毎日考えてきたことです。
わたしのような者でさえ考えるのですから、専門としている方々は、もっともっと考えておられるのでしょう。
とにかく、下記の東京新聞の記事の内容を読む限り、誤って◯◯し過ぎた、◯◯しなかったことが原因であり、
その結果、もたらされたものは、夥しい汚染であり、それはもう、止めようのない、増え続けるだけのものなのに、
けれども海には流れているはずはないと考えている、と言い切ることができるほどの能天気者と無責任者に、
このカオスからの救出を、一手に担わせているのですよ、日本政府は、今だに……。
現場で、文字通り命を削り、犠牲を払いながら作業をしてくださっている方々の生活環境は、少しもマシにならないままに時が過ぎ、
こぎれいな部屋の中で、現場から上がってくる悲鳴を右から左へ聞き流し、何一つ改善しようともしない役員や役人たちは、のうのうと暮らしています。
そして、児童や妊婦の疎開は、今だに始まってもいません……。
こういうニュースを読むたびに、これからあと何日、何週間、何ヵ月、何年、何十年、こんな最低最悪なことが続いていくのかと、本当に心が重くなります。
それと同時に、だからこそ、今、3年も経ってしまった今、この腐った流れと仕方が無いという観念の連鎖を断ち切り、進む方向を変えなければなりません。
わたしたち大人の手と足と、そして心で。
高濃度汚染水100トン漏れ タンク弁開きっぱなし
【東京新聞】2014年2月20日
東京電力は20日、福島第一原発で原子炉を冷却した後の水を貯蔵するボルト締め型タンクの上部から約100トンの処理水が漏れ、周辺敷地に流れ出したと発表した。処理水には1リットル当たり2億ベクレル超と超高濃度の放射性ストロンチウムなどが含まれていた。閉まっているはずのタンクの弁が開きっぱなしになっており、誤って水を入れすぎたのが原因とみられる。
高濃度の処理水漏れ事故は、昨年4月に止水性能が劣る地下貯水池(漏れ量は不明)で発生。さらに8月にタンク底板の接ぎ目の止水材がずれて300トン、10月にはタンクが傾いているのに水を入れすぎて0.4トンが漏れた。
東電によると、19日午後11時25分ごろ、巡回中だった下請け企業の作業員が4号機の西側にあるタンク群の一基で、天板の接ぎ目付近から水漏れしているのを見つけた。
発見の9時間半ほど前には、タンクの水位計がほぼ満水を知らせる警報を発していた。
この時点ではタンク周辺に水漏れなどの異常は見つからなかったため、東電は現場で実際の水位を確認しないまま水位計の故障と判断し、特段の対策は取らなかったという。
しかし、実際にはタンクに取り付けられた処理水を受け入れるための二つの弁が開きっぱなしになっており、水位はさらに上昇し、遅くとも深夜には処理水があふれ出すレベルに達していた。
タンク群の周囲には、コンクリート製の堰(せき)があり、処理水は食い止められるはずだった。しかし、タンクには、天板に降った雨を堰の外に直接排出する雨どいが取り付けられており、これが裏目となって処理水が敷地へ大量漏出した。東電は「近くには排水溝がなく、海への流出はないと考えている」と強調している。
そして、この記事の件についての、詳しい状況説明が、東電の臨時記者会見でありました。
その時の内容を、きーこさんが文字起こししてくださいましたので、ここに併記させていただきます。
↓以下、転載はじめ
「全ベータ2億3000万ベクレル/リットルが100トンこぼれました」東京電力臨時記者会見2/20(文字起こし)
東電の言い分で
およそ、全ベータ2億3000万ベクレル/リットル
セシウム合計1万3100ベクレル/リットル
コバルト、マンガン、アンチモン合計7200ベクレル/リットル
トリチウムの測定はしていないので、不明
の超汚染水が100トン堰の外にこぼれた。でも海へは出ていない。
東電の言い分ですから、漏れた量も、どこまで本当かは分からない。
2014年2月20日 東京電力臨時記者会見
http://www.tepco.co.jp/tepconews/library/movie-01j.htmlより
原子力立地本部長 尾野
福島第一原子力発電所のH6エリアタンク天板部から、漏えいが発生しまして、その事に対してご説明申し上げたいというふうに考えております。
まず、現在、漏えい水の量というのは、堰外に漏えいした量が、およそ100トンというふうに考えております。
現在、回収作業を進めているというところであります。
また、漏えい自体は、現在すでに停止しているという状況にございます。
それから二点目ですが、漏えいしている範囲、場所について、現状を確認している限りにおきましては、
近くに排水路等もなく、海からも遠い場所という事もございますので、
海への流出は無いというふうに考えてございます。
さらにですね、現在、漏えい水の回収、周辺土壌の回収作業を行っているところで、
図面などを用いてご説明するのがよろしいかと思います。
4ページめをご覧ください。
マップが書いてございますが、当該の場所は、黄色い丸が付いてございます、H6と書いてあるところ。
黄色い丸印のタンクでございます。
このタンクから、天板付近からオーバーフローする形で、漏えいが発生していたということでございます。
5ページめに、漏えいしている付近の範囲の状況、写真など示してございますが、
5ページめは、H6エリアの拡大図ですけれども、矢印のついている先が、漏えいが確認されたタンクです。
そこから水色で示した所に、現在水があるという状況であります。
この周囲の状況などを確認して、溜まっている水については、回収作業を進めているところ。
また、土壌の部分についても、回収作業を進めているところです。
6ページめに、系統図が書いてございます。
漏えいが発生した当時、どのような処置が行われていたのか?ということでございます。
上の方に「RO処理装置」「RO濃縮塩水」という様な、四角が書いてありまして、
その次に「丸P」と書いてあるところがあります。
これがポンプです。
で、ROから、下の方に「Eエリア」と書いてありますが、
「Eエリア」のタンクの方に、水を移送していくという様な作業が行われていました。
丸Pと書いてあるポンプから水を送りだして、矢印に沿って下の方に送られていって、Eエリアに至ると言うのが、本来の予定という事でございます。
ところが何故か、H6エリアの赤丸が付いているタンク、これが当該のタンクですが、
このタンクの方に水が入りまして、オーバーフローしたという状況であります。
このタンクに至ります、バルブの状況を確認しました。
ポンプからくる経路に対して、三つのバルブがございまして、
その三つのバルブのうち、ふたつのバルブが開いていて、一つのバルブが閉まっていた、という事が分かってございます。
三つのバルブがございまして、漏えいが起こった後、状況確認した際に、二つが開いていて一つが閉まっていたという事で、
開いていたバルブを閉じた事によって、そちらへの移送が止まったという状況があります。
ただし、最初のバルブが閉まっている事で、当該タンクに水が供給されたという事は、
これは、なんらか一番頭のバルブに、故障などが生じている可能性があります。
それについては、今後調査を進めてまいります。
戻りまして、2ページめ「概要」と書いてございますけれども、全体の流れをもう一度おさらいします。
2月19日午後11時25分頃、タンクエリアパトロールにおきまして、
H6エリアに設置されている、RO処理水を保有するタンクの上部より水が漏えいしていることを、協力企業作業員さんが発見しました。
現場を確認した結果、タンク上部天板部のフランジ部より、水が漏えいしており、上部天板部から漏えいした水は、雨どいを伝って堰外に出ている、という事を確認しております。
現場確認の結果、当該タンクの受け入れ弁2箇所が、開状態となっていたことから、当該弁を全閉にしたことで、漏えい量が減少。
その後、当該タンクの水位を下げた事で、2月20日午前5時40分に、漏えい停止を確認ということであります。
ここで言います「当該タンクの水位を下げたこと」というのは、どういうことかといいますと、
6ページに戻りまして、赤丸が付いている当該タンクの後ろに、4つ一連のタンクが付いているかと思います。
この一連のタンクとの間は、バルブが付いてまして、バルブが閉まった状態で連結が切ってある、という状態になっています。
この連結バブルを開ける事で、当該タンクに入っている水を、他のタンクの方に「受け持ってもらう」という形にする事で、当該タンクの水位を下げております。
この様な事をする事によって、漏えいが停止しているという事を確認しております。
なお、滴下した箇所につきましては、ビニールで養生し、漏えい水を受けた状態という事であります。
本日(2月20日)午前0時43分に法令に基づく届け出、ということをさせていただいています。
本日(2月20日)午前0時43分に核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第 62条の3に基づき制定された、東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及 び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第12号「発電用原子炉施設の故障その他の不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等(気体状のものを除く)が管理区域内で漏えいしたとき。」に該当すると判断。
ちなみに漏えい量ですが、先ほど申し上げた通り約100トンが、堰外に漏えいしたというふうに考えております。
漏えい水の回収、及び漏えい個所の土壌回収作業は、既に開始しているところです
先ほど申し上げた通り、漏えい範囲を確認したところ、海への流出は無いと考えています。
時系列(文字起こし略)
この間の経緯で、先日の14時からという事でございますが、
水位計のデータが、7ページについているので、それをご覧いただきたいと思います。
これを見ていきますと、青い線で書いてあるのが、水位のデータであります。
大体100%近辺のところ、97.9%と書いてありますが、こちらで、一定でずっと水位が維持されていた。
これは、当該タンクです。
ところが、14時58分と書いてありますが、この手前で水位がやや上がって、ここで、アナイシレーター?が出ているという事で、
先ほど申し上げた通り、周辺の確認、作業の確認、現場周りの確認、という事に動き出したという事であります。
ところがですね、これを見ていきますと、15時手前ぐらいから、水位計が下にポンと落ちて、
※印が書いてありますが、落ちてしまっているという事です。
この落ちてしまっているという事に対して、本来あり得ないような動きであるという事と、
それから、ハンシング?が激しく出ているという事で、
「これは水位計が故障したんであろう」というふうに考えています。
ですので、なにか水位計に異常が起こって、水位計が正しい値を出さなくなっているというような状況であるということが、※印のところからみてとれます。
従って、これはなにか、水位計の側に故障が起こっている状況ではないかと。
ただし、念のため、現場なんかもみていて、現場では特に異常はなかったという事で、
えー、昼間の15時、16時当たりの段階が、過ぎている様な状況であります。
その後、23時の段階のパトロールで気付いた、という様な事であります。
9ページめに、天板のところから雨どいを伝った、という事でご説明しましたが、
天板のまわりに雨どいを設置していましたので、その雨どいを伝って堰の外側に出てきた、という状況を示しています。
後から1枚ほど、写真をお配りしていると思いますが、そちらの方と6ページを、並べてご覧いただきたいと思います。
6ページのところ、当該のタンクの前に、三つのバルブがあります。
現場を見に行った時に、その三つのバルブがどうであったか、ということを示したものです。
写真の並びと、このバルブの並びは、同じというふうに思って下さい。
若干写りが悪くて見にくいかもしれませんが、一番左側のものが写りがいいので、これで説明したいと思います。
これは、閉まっているバルブです。
(一番左の写真)
これを見ますと、バルブを動かすための軸が、金属色で飛び出しているのがわかると思います。
ここのところに、バルブを開閉するためのハンドルをつけて、そして、ハンドルを動かすことによってバルブを開け閉めする、というものでございます。
で、この金属をよく見ると、四角い囲いがしていて、長手方向が横を向いているというのがお分かり頂けるんじゃないかと思います。
この状態が、バルブが閉まっている状態です。
この金属の四角い部分が、長手方向が流れの向き、配管の向きになっている状態だと、バルブが空いている状態という事です。
一番左の写真を見ますと、わかりにくいんですが、これが、長手方向が配管に対して直角になっていますので、このバルブは閉まっている、という事であります。
一方ですね、となりの二つの写真、こちらの方は、印刷の関係で見にくいところがありますが、
「開いている」、というような状態になっておりました。
従いまして、本来であれば、一番頭のバルブが閉まっている訳ですから、この経路に水が流れる筈がないんですけれども、
実際に、この経路を流れないと、このCに入りませんから、ここに水が流れていたと。
流れた理由というのは、先ほど申し上げた通り、「その上流にあるポンプを動かした事による」という事でありますので、
えー、なんらか、この写真で言いますと、一番左の閉まっているバブルが、
バルブの開閉軸の位置からすると、「閉」の位置にあるんですけれども、
なんらかここに故障があるのではないか、というふうに考えて調べているところであります。
現状、以上のようなところまで分かってございますが、引き続き、現場の対応と調査を進めているところですので、
さらに整理できたところが出来たら、情報を提供したいと思っております。
私からは、まずは以上でございます。
ーーー
最初の説明で、尾野さんは、8ページに関してスル―しました。
質問部分から、8ページの内容サンプリング結果に関して、書き出します。
読売新聞:
・そもそも二つの弁はなぜ開いていたのか?
・雨どいから検出された濃度と、1月にタンク内の濃縮水の濃度を比べた時に、桁違いに高いんですけど、雨どいの方がですね。これはどういうふうに見たらいいのか?
尾野:
当該のタンクの手前にある3つのバルブですけど、本来どういう状態にあるべきか?という事で言いますと、
本来は3つとも閉まっている、というのが通常の状態です。
しかしながら、現場を確認したら、3つのうちの2つが開いていたという事であります。
このバルブが最後に操作されたのが何時であって、その時どういう状況にしたか。
その後、このバルブを触るような作業等があったかどうかについては、現在確認をしているところでございます。
ですので、ご質問にお答えするとするならば、本来は閉まっているべきものです。
ただし、この二つが開いていても、一番頭のバルブが閉まっている状態では、水が流れないはずなんですが、
それが流れているという事から、この1個目のバブルにも、なにか機能的な障害が生じている可能性がある、という事でしらべます。
もうひとつの濃度の話ですが、濃度の話は、これは測定したものを示させていただいているという事で、
H6エリアの雨どいの水というのは、タンクの中の水がオーバーフローして出てきたものを、直接殆ど薄まっていない状態で測っていると見ていますので、
濃度が高いという事ではないかと思っております。
読売新聞:
濃度なんですけど、これは雨どいを通っているから、雨どいの中が汚れているから、とかそういう事?
尾野:
そういう捉え方では無くて、タンク内に入っている水そのものが汚れていますから、
オーバーフローしてきたものが雨どいを伝って来たとするならば、
それは、タンク内の水の素性に近いものが出るだろうという事で、濃度が高いという事だと思います。
読売新聞:
そうなった時に、1月の数字に比べて高いというのは?
尾野:
これは、淡水化処理装置の濃縮装置の出口という事ですので、これは要は、今現在、淡水化装置から出ている水ということで、
このタンクに入れた水というのは、このタンクが設置された時に、かなり昔の水ですから、
あの、その間の処理の過程が違っていますから、水そのものは、最近の水は、少しキレイ目だという事です。
読売新聞:
じゃあ、過去のものが蓄積されているからという、そういう理解でいいですか?
尾野:
当該のタンクに入れた水そのものを測っているものではありませんから、参考という。
テレビ朝日 松井:
雨どいの汚染水の濃度ですが、改めて、テレビなので、尾野さんの口の方から、全ベータで濃度はいくつだったのか、教えていただけますか?
尾野:
雨どいの水の濃度でございますけれども、
全ベータで言いますと2.3×10の8乗ベクレル/リットルということで、高い濃度のものでございますと。
松井:
あの、わかりやすく何万とか何億とか言っていただけますでしょうか?
尾野:
え……8乗ですから……ちょっとお待ちください。
いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん、ひゃくまん……、
え、2億3000万ベクレル/リットルということでございます。
松井:
ありがとうございます。
これをベータ換算で、ストロンチウム換算を単純に、「基準の何倍」というような言い方をしてもいいんでしょうか?
「その場合はいくつ」という様な表現が、東京電力としては考えられますか?
尾野:
これはちょっとあの、なかなか申し上げにくいかと思いますけれども、
いわゆる、ストロンチウムの敷地境界外での基準濃度というのはございますけれども、
この水自身がまだ、敷地境界の外に出ているとか、そういうものではございませんので、
ま、中にあるものをそれと比べて何倍、というふうに申し上げるのは、必ずしも正確なものではないかと思っております。
あの、計算していただければわかると思います。
比率自身は、計算すれば出ますが、そういう使い方がいいのかどうかという事はありますので、
この場では、回答は差し控えさせてもらいたいと思います。
松井:
こちらの方で、各報道機関で、仮に外の海に流す量の基準と比較した場合に、という事で、中にあって出ていないという訳ですから、そういう比較でいう場合には構わないと。
尾野:
それは、一般的に公表されている数字の使い方の問題ですから、その使い方が適切かどうかも含めて、という事になろうかと思いますので、
松井:
尾野さんは、全ベータとストロンチウムの場合は、半分で計算するとおっしゃっていたと思うんですが、それでよろしいですか?
尾野:
およそということでいいますと、その位という事でございますけど、
勿論増減等もございますから、厳密ではありませんが、およそそれぐらいという事であります。
松井:
およそ半分でという事ですね、わかりました。
フリーランス 村上:
ここに溜まっている水というのは、いっぺんサリーにかけているんですよね、最初の段階で。
サリーで処理している訳ですよね?
その割に、セシウムの134とかの濃度が、ものすごく高い気がするんですが。
尾野:
そうですね。
あのー、サリ―にかけてございまして、それによってセシウムが減ってございますけど、
もともとの、そのー……タービン建屋の地下に入っていたセシウム濃度というのは、もっとはるかに高い値でしたから、
サリ―、キュリオンで、4桁ぐらい落ちた状態でこれ位という事かと思います。
ー追記ー
2月23日になって(3日経ってから)
「やっぱり側溝にも、2億3000万ベクレルの漏えい水が溜まっていました」と
ホームページ上で、「続報5」として何気なく報告していますので、追記します。
H6エリアタンク上部からの水の漏えいについて(続報5)
平成26年2月23日 東京電力株式会社
2月19日に確認された、H6エリアタンク上部からの水の漏えいに関する続報です。
漏えい範囲の確認結果については、既にお知らせしておりますが、淡水化装置エリア(蒸発濃縮装置用タンク設置エリア)の東側から南側にかけての側溝(長さ約55m×幅約30cm×深さ約30cm)にも漏えい水が溜まっていたことを確認しておりましたので、漏えい範囲を訂正させていただきます。
側溝は閉塞されており、他箇所への流出は確認されておりません。
なお、当該箇所の漏えい水については、2月21日に、バキューム車により回収しております。
以上
ーーーー追記ここまでーーーー
↑以上、転載おわり